こんにちは!みろくです。
皆さんは『心屋仁之助』さんをご存知ですか?
心理カウンセラーとして活躍されている方ですが、書籍も多く出版され、テレビなどのメディアにも登場されているので知っている方も多いかと思います。
僕は最近までまったく存じ上げていなかったのですが、たまたま心屋さんのポッドキャストを聞く機会があり、それ以来、大ファンになってしまいました。
心屋さん自身の体験は、それはもう引き寄せのオンパレードで、最近では心理カウンセラーでありながら日本武道館でソロコンサートを開催してしまうという、何を言っているのか良く分からない偉業を実現されています^^。
さて、僕が聞いているポッドキャストで良く話題になっている話に、「前者・後者」論というものがあります。
人間のタイプをある視点から2つに分けた話なのですが、それが目からウロコな知恵なので、少しご紹介させていただきますね。あなたの生き方が楽になるかもしれませんよ!
『前者・後者』とは
これは、心屋さんが奥様との関係に悩んだ末に見つけた人間のタイプ分けとのことです。
心屋さんは「前者」、奥様は「後者」と、まったくタイプが違う人間だと気づいた時に、相手を理解出来るようになり、関係が改善されたとのことです。
ちなみに、前者・後者という言い回しは、便宜的に使用した言葉が定着しただけで、特に意味はないそうです。
このことを心屋さんが周囲に伝えていくうちに、多くの人が本来の自分を認め議論するようになり、今なお様々な発見がされている様子。
人間のタイプ分けは色々な分類法がありますが、この「前者・後者」は、『「男と女」ぐらいの明確な区分け』で、『明確に「脳の構造の違い」で二つに分かれる』といいます。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
『前者』はマルチタイプ
- 意識がマルチに働く(皿の上に考え事を並べておけるイメージ)
- 意識が飛ぶことが少ない(ボーっと出来ない)
- 怒るタイプ
- 論理的に答えを出す
- 周辺集中型
- 段取りや整理が得意
- 現実主義
- 空気が読める
- 雑音が気になる
- 秀才タイプ
『後者』はスポットタイプ
- 意識がスポットで働く(壺から考えを引き出すイメージ)
- 意識が飛ぶことが多い(ボーっと出来る)
- 怒られるタイプ
- 直感で答えを出す
- 一点集中型
- 突飛なアイデア出しが得意
- 理想主義
- 空気が読めない
- 雑音が気にならない
- 天然・天才タイプ
判断基準
上記の説明を自分に当てはめてみても、判断が付かない場合もあるかと思います。
でも、以下のことで判断すると一発で分かるそうですよ。
●人の話を聞いてて、頭がシャットダウン(真っ白)になるか?
・怒られたり失敗したり、あせったときにすぐにパニック(混乱)になる
・難しい話や、まくしたてられると心の中にシャッターが下りて「しまう」
・思考がすぐにどこかに飛んで行って「しまう」
・説明を受けたり怒られている最中に、うわの空で他のことを考えて「しまう」この質問の例にひとつでも「イエス」があれば、後者。
■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ? | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」
NO! ならば前者、という判断です。
この「意識が突然、”飛ぶ(真っ白になる)”ことが有るか、無いか」ということが、明確な違いなんだそうです。
後天的に習得した能力に惑わされないでタイプを判断
どうでしょうか。みなさんは自分のタイプに納得が出来ましたか?
前者・後者の特徴はそれぞれ真反対です。
なお、社会的な教育や文化・環境によって、後天的に本来のタイプではない特徴を身に着けている場合があるそうです。
それを、OSとアプリに例えて説明されています。
前者・後者は生まれつきの性質で、それはOSのように基本となっている”本来の自分”です。
ですが、自分にない能力を身につける為に、「前者アプリ」や「後者アプリ」をインストールしていることがあります。
つまり、本来は後者タイプなのに、いつの間にか前者アプリをインストールしていて、そのことを自分で気づいていない場合が多くあるそうですよ。
ですので、それらの判断基準を上記のシンプルなもので判断すると、自分のタイプがハッキリします。
本来のタイプを認め、諦めることが幸せの道
さて改めて、皆さんはどちらのタイプだったでしょうか?
ちなみに僕は「後者」です。
そして、前者アプリを動かしていました。
このパターンは良くあるようで、今の社会は「前者」が求められる環境なので、本来は「後者」タイプなのですが、世渡りの為に「前者」アプリで対応しているのです。
こうなると、本当の自分とは違うタイプを無理に身につけているので、苦しく感じることが多くなり、ストレスが溜まっていきます。
偽りの自分を生きている、ということですね。
諦めましょう!
心屋さんは言います。
「自分らしくない生き方」のせいで、人間関係・恋愛・親子・夫婦・お金・健康 などの問題が発生するのは当然のことといえましょう。
■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ? | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」
だから、本来の自分をスパッと認めて、違うタイプになることは「諦めましょう」と言っています。
要は、前者・後者をはっきりさせるのが「目的」ではなく、「自分を責める」「今の自分はダメだ」と責めるのをやめようというのが目的です。
自分が前者か後者がわからない人でも「今の自分で、この自分でいいんだ、他の誰かになろうとしなくて、そのために頑張らなくていいんだ。できるものだけをやって、できないものは人に頼ればいいんだ」と、自分を全肯定するための、前者後者という「ツール」なのです。
■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ? | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」
だからやっぱり「ありのままの自分」でいましょう
両親から言われたり、学校の先生に言われたり、上司に言われたり、憧れの人を真似してみたり、様々な理由で、「偽りの自分」を生きていることが本当に多いのです。
引き寄せの法則の視点から見れば、「あなたの意識全体で一致した思い」はスムーズに叶います。
だけど、意識の奥底にある本来のあなたは「後者」なのに、表面では「前者」と偽っていると、願望実現に苦しみが伴い叶いづらくなる…という状況になりやすいのです(「前者」が「後者」と偽る逆パターンも同じです)。
以下の言葉は、引き寄せの法則を学んでいると良く聞く言葉かと思います。
あなたは、あなたのままで完璧です
「あなたのまま(ありのまま)」が良く分からないとすれば、前述のアプリを稼働させていることが原因かもしれません。
アプリを使うことを止めて、本当の自分を生きませんか?
「あなたが完璧」であるということは、引き寄せの結果も完璧になるので「望んだ現実が現れる」ことになりますよ。
ここで言う「完璧」とは、「不完全」を指します。
あなたは不完全で、だからこそ完璧なのです。そういう風に人間は出来ているのです。
あなたに出来ないことは他の誰かが出来るので、完璧なのです。「出来ない」ことが「完璧」なのです。
この「前者・後者」論を認める(本来の自分を認める)には、少し勇気がいるかもしれません。
生きる為に、誰かに認めてもらう為に、今まで苦労して身につけた「偽りの自分」を手放すことは、きっと怖いことでしょう。
でも、諦めて、認めた後は、ダイナミックに現実が変わってきますよ!
以下は、心屋さんブログで記事になっている「前者・後者」論の概要です。
興味がありましたら、ご覧になってみてください。
ちょっと自分事です^^
僕は本来「後者」で「前者アプリ」を動かしていたと前述しました。
子供の時から怒られることが大の苦手で、「前者」的な振る舞いをすることで、それを避けていたんです。
でも、いくら優秀な「前者」を装っても、ほころびが生まれるし、上手くやれない事も多いし、ストレスが溜まります。
このアプリを動かすには相当なエネルギーが必要で、持続して立ち上げておくことが難しいんですよ。
その事で苦しんだ出来事は、枚挙にいとまがありません(笑)
何度か記事に書いていますが、僕は気功を学ぶなかで自己浄化に努めました。その過程で、アプリを動かすことを止めることが出来ました。
「後者」というのは、おっちょこちょいで、気まぐれで、説明ベタで、空気が読めなくて、といった社会的には「出来ない奴」なんです。客観的に考えると「前者アプリを止めて大丈夫かなぁ」と思いますよね。
でも止めてみた実際は、「後者」本来の、直感的な行動や、突飛なアイデアを喜んでもらえることが増えました。
交友関係が増え、仕事も上手くいき、ストレスが減り、リラックスした時間を多く持てるようになり、幸福感が増したのです。
「出来ない奴」と思われることもあるかと思いますが、それにも増して、助けてくれる人が増えましたヨ^^。
このブログも、「後者」の性質で、説明が分かりづらいことが多々あるかと思いますが、そんな気質の奴が頭を真っ白にしながら書いてるんだな〜と優しく見守ってください(笑)
本来の自分を認めるというのは、「自愛」です。
その「自愛」こそが、望む現実を引き寄せるには必要ですよ〜と当ブログでは紹介しています。
どうぞ、勇気を持って、自分を認めて、そして諦めてください!
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