こんにちは!みろくです!
皆さんは『ホ・オポノポノ』をご存知ですか?
引き寄せの法則を知る上でも良く聞く言葉かと思います。
願望がなかなか叶わない場合、それを阻害するメンタルブロックが潜在意識にあるとされますが、そのブロックを除去する浄化法です。
当ブログでもご紹介しないわけにはいかない知恵ですので、記事にさせていただきました。
実は僕、今から20年くらい前のことになりますが、『ホ・オポノポノ』の第一人者「ヒューレン博士」とお会いしたことがあるのです。
ホ・オポノポノとは
ネイティブハワイアンに伝わる問題解決の知恵
「今、目の前で起きている現実はすべて、自分の記憶から現実化したものである」という考え方が根底にあり、「自分の人生に起きることすべては自分の責任」と説いています。
引き寄せの法則とは「自分の内面の状態が、現実に投影される法則」ですので、まったく同じ考え方が根底に流れています。
問題は、外にはありません。
イハレアカラ・ヒューレン博士
問題の本当の原因は、あなたの内にいるもう一人の自分『ウニヒピリ』が、 これまで溜め込んできた記憶です。
「ホ・オポノポノ』であなたは、記憶を消去する方法を学びます。
そして、もともとあなたが そうであったはずの完璧で美しい 「ほんとうの自分」を生きるのです。
上記は現在の『ホ・オポノポノ』第一人者であるヒューレン博士の言葉です。
『ウニヒピリ』とは「潜在意識」のこと。
伝統的なホ・オポノポノは少し複雑な内容のようですが、ヒューレン博士の師であるモーナさんという方が生み出した『セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)』が広く伝わることになりました。
このSITHの中で「4つの言葉」を自分自身の内面に唱えてく手法が、世界中で認められ有名になった自己浄化法なのです。

「4つの言葉」で潜在意識をクリーニング
さて、『ホ・オポノポノ』のいくつもの教えの中で、特に簡単かつ実践のしやすい次の方法をご紹介します。
問題が起きた時に、以下に紹介する「4つの言葉」を、問題の原因である潜在意識に向かって言い続ける方法です。
- ごめんね
- ゆるしてね
- 愛してるよ
- ありがとうございます
この4つの言葉を1セットとして、自分の潜在意識へ向けて、繰返し繰返しただ唱えるだけです。
ね、簡単でしょ^^。
悲しみを抱えたままのインナーチャイルドへ語りかける
問題が起きた主な原因は「記憶」です。記憶に囚われた思いが意識に残り続けていると、引き寄せの法則が働き、現実に問題として現れてきます。
記憶は潜在意識の中にあります。
過去に負った様々な悲しみや苦しみは、その時に無視をしたり蓋をしたりすると、そのまま潜在意識に残り続けることに。(それは過去生からも引き継がれると言われています)
潜在意識は、本来「純真無垢」です。それはまさに子供のようだということで「インナーチャイルド」とも呼ばれています。この子供意識がずっと傷ついたまま放置されていると、潜在意識の中でずっと助けを求め続け、それを知らせるように大人になった今の現実に問題として現れるのです。
この傷を癒やすために、自分自身の「子供の意識」に向かって、4つの言葉を伝えてあげましょう。
子供に語りかける言葉なので、分かりやすくシンプルなものが良いですよね。
ですから、この4つの言葉がとても有効なのです。
具体的なやり方
とても簡単な方法ですが、もう少し詳しくご紹介。詳細はクリックしてご覧ください^^
潜在意識に向けて言い続ける
潜在意識に残っている記憶の傷を癒やすことになりますが、「どの記憶を癒やすのか」ということは分からなくても大丈夫です。
何か問題が起きた時に、その原因である自分の潜在意識に向けている"つもり"で、4つの言葉を繰返し言い続けましょう。
何度も繰り返す
特に回数が決まっているわけではありませんが、何度も何度も、繰返し繰返し行いましょう。さらに時間が経って思い出した時にまた繰り返す、そうすることがとても有効です。
心の中でも声に出してもOK
これは声に出すか出さないかはどちらでもOK。もし声を出せる環境にあれば、出した方が効果的かと思います。
感情や思い込みナシで言い続ける
「この苦しみから逃れたい!」「なんとしてでも綺麗にするぞ!」といった強い思いを抱いていると上手くいきません。それは、問題に執着している状態ですので「問題のまま固定してしまう」ことになります。
感情や思いは不要です。「無心」に、言葉の「音を響かせる」つもりで唱えましょう。(声に出さなくても、あなたの内面でちゃんと響いていますよ)
なお、「愛してるよ」の言葉とともに愛しさの感情が出てきたり、「ありがとうございます」の言葉とともに感謝の念が自然と出てきたときはそのままでOKですよ。あなたの純粋な思いを否定しないでください。それは癒やされた結果の反応です。
何か思いが湧いてきたら「味わい尽くす」/効果UP!
『ホ・オポノポノ』からもう一歩踏み込んだ方法もぜひ活用してください。
4つの言葉を言い続けていると、未消化のマイナスな思いが湧き出てくることがあります。
泣きたくなったり、怒りが湧いてきたり、不安になったり。そんな感情が出てきたときは、『ホ・オポノポノ』を一旦辞めて、その感情エネルギーを味わい尽くしましょう。
「味わい尽くす」の言い方を変えると、湧いてきた感情とともに「一緒にいる」感覚です。その感情が満足するまで、ただ自分の内面に意識を向けてインナーチャイルドと「一緒にいる」のです。
この感情を感じきると、ブロックしていたエネルギーが消えていきます。
どんな時に活用できる?
日常では様々な問題が立ち上がってきます。
その問題には原因があり、どんな問題であっても自分の潜在意識に原因があるとする考え方が『ホ・オポノポノ』。
以下のような問題にぶつかった時には、積極的に唱えてみてください。
人間関係の問題
嫌いな人、邪魔をする人、気分を害する人、喧嘩相手など、そんな相手がいることによって自分の心がネガティブな感情で支配される時には、すかさず『ホ・オポノポノ』です。
また、普段は大好きな人でも、その時の発言によっては自分の心がネガティブに反応することがあります。そんな時も活用できます。
その相手が目の前に居なくても問題ありません。
相手に対して『ホ・オポノポノ』をするのではなく、湧いてきた自分の内面の思いに『ホ・オポノポノ』ですよ!
出来事による問題
例えば、学校の成績、収入やお金の問題、損をした、事故や災害にあった、病気になった、失恋した、大事なものを壊した、計画が上手くいかない、やりたくない事をしている時など、心が落ち込んだり怒りが湧いてくる時に『ホ・オポノポノ』です。
こちらも人間関係と同じく、出来事そのものではなく、自分の内面に向かって唱えること。
もし、特定の過去の記憶が原因だと分かったなら、その記憶を「4つの言葉」で癒やしてください。その記憶が気にならなくなるまで続けましょう。
場所や持ち物の邪気払いに
例えば故障しやすい車や家電など、そういった物質に対しても『ホ・オポノポノ』は有効です。自分にまつわる現象のすべてが自分の責任だという考え方ですので、潜在意識が浄化されることで解決に向かいます。
または、住んでる家や会社も同様。スピリチュアル的な考え方ですが、どんなモノにも意識があります。その意識は自分とつながっていますので、自分経由で改善されていくのです。
ただなんとなく
理由はないけれど「4つの言葉」を言っていると落ち着く、なんて場合でもOKです。潜在意識はすべてを知っています。「なんとなく」な気分は潜在意識からのメッセージです。
問題をクリーンにすると願望実現へ近づく
『ホ・オポノポノ』も「引き寄せの法則」も、アプローチするのは「自分の内面(潜在意識)に対して」という点でまったく同じです。
願望実現のブロックを潜在意識に抱えていると、引き寄せの法則はなかなか働いてくれません。
何がブロックになっているかは分からなくてもいいのです。
あなたが潜在意識に残しているブロックは、それを解消するために何度も何度も問題として現れてきます。
出てきた問題は、その都度『ホ・オポノポノ』でクリーニングしていきましょう。問題が解消され、気分も晴れて、願望実現に近づいていく…そんな素敵な知恵『ホ・オポノポノ』を是非活用してください!
これらの活用法については、下の記事でもご紹介していますよ。

目指すは「ゼロ」
ヒューレン博士は書籍の中で何度も「ゼロ」になることを目指しましょうと言っています。これはお釈迦様が伝える「色即是空 空即是色」と同義で、すべては本来「空」ということ。
もっと分かりやすく言えば、すべては本来「自由」なのですね。
自由な状態ならば、願望を叶えることも、自分らしく生きることも、幸せも、すべて享受できます。僕たちは潜在意識に残してきた過去の記憶に縛られて不自由になっているのです。
この記憶を癒やすことができる『ホ・オポノポノ』を、是非とも活用してください。最初から最後まで使える呪文のように、簡単かつ超強力な魔法ですから。

余談:20年前のイベントにて
さて、以下はおもいっきり余談で、特にお役に立てる内容ではないので読まなくても大丈夫。長くなるので隠しましたが、見たい方はクリックして開いてください〜
冒頭にヒューレン博士とお会いしたと書きましたが、図らずもセミナーのお手伝いをした時の思い出話。かなり昔の出来事でうろ覚えなのですが…
僕の思い出話 ^^
20年ほど前、僕は『ホ・オポノポノ』はもちろんのこと「引き寄せの法則」も知らない若者でしたが、知人からとあるイベントの手伝いを頼まれて行ってみた先に、ヒューレン博士がいらっしゃいました。
そのイベントは『ホ・オポノポノ』を紹介するものでしたが、当記事でお伝えした「4つの言葉」を用いる『SITH』ではなくて、「世界の国々が戦争をせずに仲良くしていくにはどうしたら良いか」というテーマの講演でした。
イベントでは、ロールプレイング形式による伝統的なホ・オポノポノのシミュレーションが行われました。確か「ハワイアン式・裁判」と紹介されたように覚えています。
様々な国の代表という役割を役者が演じて仮想会議を行いました。アメリカ代表、ロシア代表、日本代表、韓国代表というように役者はそのつもりになって、その国が戦争や国交で負ったダメージを相手国に対して訴えていきます。
それぞれの言い分を存分に述べた後、今度は自分の国が相手国にした負の行為を省みて反省をします。そうすると、自国も相手国に対して相応の暴力を振るっていたことに気づきます。
最後にはお互いに相手国を許し、そしてお互いに必要な補償や援助をしていく、というものでした。(うろ覚えの記憶なので、かなり大雑把な説明ですいません)
つまり伝統的な『ホ・オポノポノ』は、ネイティブハワイアンの「紛争を解決する知恵」という事。
それをより個人の問題解決としてアレンジしたのが「4つの言葉」を唱える『セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)』なんですね。
この時は何も分からずイベントのお手伝いをしていましたが、貴重な経験をさせていただきました。
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