潜在意識が引き寄せの法則で願望を実現する仕組み(図解あり)

潜在意識の仕組み

潜在意識」という言葉は、引き寄せの法則とセットでよく使われます。願望実現には欠かせない要素ですが、潜在意識についての知識や認識は、結構あやふやな方が多いのでないでしょうか。

引き寄せの法則は「あなたの内面の状態が、現実に投影される法則」と、当ブログでは説明しています。

つまり「現実を変えるには自分の内面を変えること」が引き寄せの法則のポイント。この内面には大きく分けて「顕在意識(けんざいいしき)」と「潜在意識(せんざいいしき)」があり、どこをどう変えればよいのかを独自の見解も含めながら解説していきますね。

結論を先に言えば、「自愛」と「瞑想」が必要になります。

この記事の内容を知っておくと、あなたの願望を実現させるためにはどの内面をどう変えればいいのかがハッキリしてきますよ!

「内面」とは、あなたの「心・思考・思い・感情・記憶・精神・意識」などを指しています。
これらの言葉はどこかボンヤリとしていて区別や共通の認識が難しい部分なので、「内面」という言葉でパッケージ化して使用することにしました。

目次

顕在意識と潜在意識

この意識の区分けは心理学者のフロイトが発見し定義しました。これを発見したことで、心理学に革命的な発展が起きたと言われています。

顕在意識
  • またの名を「表面意識」
  • 自分で認識できる
  • 全体の5〜10%程度の部分
潜在意識
  • またの名を「無意識」
  • 自分で認識できない
  • 全体の90%以上を占める

このことは良く「氷山」に例えられます。

海面の上に出ている山の一部、まさに氷山の一角が「顕在意識」、海面の下でよく見えない大部分が「潜在意識」です。つまり、普段私たちが認識できている表面意識は、海面の氷山のように意識全体のほんの一部だけだということです。

さて、このことを踏まえて、引き寄せの法則を理解するための図を作りました。

潜在意識図

【図解】引き寄せの法則における潜在意識の理解図

少し色々と書き込んでいますが徐々に説明していきますね。

前述の「氷山」の例えを流用して、三角形の部分=あなたの意識全体と思ってください。水色の波線より上が「顕在意識」、その下が「潜在意識」です。

左右に書かれているものが主に「意識の働き」で、三角の中が主に「意識エネルギー」です。一番下には、「引き寄せを起こすエネルギー」があります。ここに引き寄せの働きの中心部があると知ることはとても重要です。

顕在意識の働き

まずは、顕在意識(表面意識)の働きにフォーカスして説明します。各項目の説明は非表示にしていますので、知りたい項目をクリックしてご覧ください。

【顕在意識】思考

顕在意識の主な働きは「思考」です。

思考は、海面より上に出ている氷山の一部分=顕在意識。ですが、あなたが認識可能な領域としてはその大部分を占めています。あなたにとってはまるで「自分自身=思考」というような感覚になっていることでしょう。

前図で示しているように、「思考」はあなたの内面のほんの一部分でしかないことを理解しておいてください。

引き寄せの法則として伝えられる「思考は現実化する」という理解も、このことを踏まえると、すこし注意しなくてはいけませんね。自分の内面が変われば現実が変わりますが、内面の一部分である「思考の変化」だけでは、現実化にはかなり物足りないのです。

【顕在意識】想像/イメージ

映像のようなビジュアルを働かせるのも顕在意識の働き。

引き寄せの法則でも、願望が叶った様子を「イメージ」する手法がありますが、これも意識のなかの一部分の働きです。このイメージング手法は、夜寝る前や朝起きたときなど「顕在意識の働きが弱まっているとき」に行うことが効果的とされます。

【顕在意識】願望

「願望」も思考などと同じくこの顕在意識の領域にあります。

図では、右上の赤字で書かれた「願望」の下に矢印を引いています。いかに願望を「引き寄せエネルギー」にまで届けるか、それにはどうしたら良いのか、願望実現にはそこが肝になります。

潜在意識の働き

今度は、意識の本体である「潜在意識」にフォーカスしてみます。
非常に広い領域を占めていますから、多くのことを内包していると想像できるでしょう。

【潜在意識】記憶(トラウマ)

潜在意識の代表格が「記憶」。

これは実際に体験した現実的な記憶だけではなく、妄想や想像による思い込みで「捏造された記憶」もあります。潜在意識は、この両者を区別することはできないそう。つまり想像による記憶でも、現実の経験のように潜在意識の中に格納されるのです。

事実と妄想の違いがないということは、「記憶」を書き換えることが可能だということ。

また「記憶」には「トラウマ」と呼ばれる”心の傷”も存在するでしょう。

これは、特に病理的な傷でなくても、ほんの些細な出来事を”心理的な傷”として抱えている場合が多くあります。子供のころに叱られたことなど誰しもが抱えている些細な出来事でも、人によってはそのことでトラウマを抱えることがとても多いのです。

それらは引き寄せにとっては、メンタルブロックと呼ばれる障害です。
願望がこのブロックにせき止められると、引き寄せエネルギーまで届きません。

この傷を癒やすことも、願望実現にはとても大事です。

記憶の表面化が「癖や習慣」

潜在意識の中に収まった記憶は、普段は思い出すことがありませんよね。ですが、「」や「習慣」として常に表面化しています。

過去の記憶や思い込みが潜在意識に沈み込み「癖・習慣」として表面に現れ、そしてあなたの思考や行動にも影響を与えるわけです。

この癖や習慣を変えていくことが、多くの引き寄せ指導者が推進している内容です。潜在意識にある「記憶」と連動しているので、「癖・習慣」を変えれば「潜在意識を書き換える」ことになります。

【潜在意識】感情

感情」も潜在意識にあります。

前述した目の前の出来事をきっかけとして「記憶」が刺激され、顕在意識まで湧きでてくるのが「感情」です。

「感情」は後述する「愛」のエネルギーが変化したものだとも言われています。「記憶」というフィルターを通して変容した「愛」が、顕在意識では様々な「感情」となって現れるのです。ちょうどサングラス越しに見るとまわりが暗くなるのと同じ。

複数人が同じ出来事に遭遇しても、そこで生まれる感情はそれぞれ違ったりしますが、それは個々人で抱えている記憶やトラウマの違いというわけです。

【潜在意識】原始的欲求

奥の奥には、原始的で生理的な領域があります。

自律神経など生命活動を司っている部分ですね。呼吸や血液の流れ、内蔵の働きなど、意識することなく無意識のうちに行っていけるのは、この領域があるからです。

この"原始的な欲求"はかなり深い場所にあり、「引き寄せエネルギー」とは非常に近い関係にあります。

私達が今、空気に不足がないのも、水を飲めるのも、食べたものが無意識のうちに消化されるのも、その欲求が「引き寄せエネルギー」に伝わりやすい領域にあるので過不足なく引き寄せられている(提供されている)と考えることができます。

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