こんばんは!引き寄せ勇者みろくです。
先日、親戚が入院したので、家族や他の親戚たちと一緒にお見舞いに行ってきました。その中には、僕が昔から苦手としてる叔母がいるので出来れば行きたくなかったのですが…
口うるさいその叔母は、僕が子供のころに数々のトラウマを植え付けていった人です(笑)
ウチは離婚家庭で住む家がない時期もあり、そんな時に手を差し伸べ同居を許してくれた情に厚い叔母なのですが、口から出るのは小言ばかりで、例えば「面倒をみてやってるんだから静かにしなさい!」というようなことを頻繁に聞かされ、子供の僕の内面は小さく小さくなっていきました。
今ではだいぶ気にならなくなりましたが、それでもまだ苦手意識はあるので、そのお見舞いも腰が重く億劫に。今では自由奔放に生きている僕ですが、叔母にとってはそれもまた小言の対象なので、顔を合わせるのも躊躇してしまうのです。
僕にとって「りゅうおう」との対峙のような厄介クエストでしたが、この記事で紹介する【引き寄せスキル:ノージャッジ】を活用して乗り切ってまいりました!
この【ノージャッジ】は、自分の内面に表れる負の反応を無効化するスキルなのです!
負の反応を生む3つの心理的な基準
引き寄せの法則は「自分の内面の状態が、現実に投影される法則」です。冒頭の場面で僕の内面は「嫌だな〜」とか「会いたくない」とか、そんなネガティブな反応を生む状況でした。引き寄せ的には避けたい心理です。
そんな反応をしてしまうのは、主に下記のような3つの基準が自分の中にあるからです。
- 判断
- 比較
- 期待
僕のエピソードは人間関係の一例ですが、他にも仕事にまつわることや様々な日常の出来事において、「3つの基準」をもとに負の反応が内面をネガティブにしてしまいます。
つまり、基準を内面に持っていることで、人生に苦しみを生み出していると言えるです。
この「基準」は言い方を変えると「ものさし」です。自分の中にある「ものさし」を無効化してしまうことが内面を穏やかにする秘訣。
【ノージャッジ】は
「ものさし」を使わないことで
苦しみを無効化するスキル
以下に詳しく見ていきましょう。
基準1)判断
僕たちは日常で、ほぼ無意識のうちに「判断」を下しています。
まずは「好きor嫌い」。目の前の出来事や人が、好きか嫌いかを瞬時にジャッジしてしまいますよね。それが「嫌い」ならば嫌悪感を抱きます。
多くは、自分に対して好意的な人を「好き」と判断して、自分に口うるさく不都合な人を「嫌い」と感じるでしょう。でも中には、自分に意見を言ってくれる人を好きと感じるなど、受け取り方の「ものさし」が違うことで判断も違います。
さらには「良いor悪い」、そして「善悪」や「正誤」も判断のひとつ。「自分が悪い」と無意識にでもジャッジすれば罪悪感を抱きます。
教育や社会的な倫理の影響も大きいですが、これまた人によって基準が違いますので、考え方の違いで変わってきます。
「ものさし」が違えばジャッジした結果も人ぞれぞれ。時代や物事の見方でコロコロと変わるあやふやな基準なのですが、それに振り回されてしまうのが人間心理です。
自分にとって「ものさし」の重要度が高いほど、自分を縛り付ける鎖となりどんどんと苦しくなってしまいます。
それは「どんな判断をしたか」で苦しくなるというよりも、「ものさしによる判断」そのものが苦しみを生んでいることになります。
つまり「ものさし」があることで、ネガティブな反応が生まれるのです。
ですので、ものさしを無効として、「判断」そのものを【ノージャッジ】にしてしまいましょう!
判断しない

僕の判断は「苦手な叔母」でしたが、【ノージャッジ】したことで、「ただの叔母」になり気が楽になりました。
基準2)比較
現代は比較社会です。いえ、もっと大昔から人間のサガとして「比較」は心理に根付いているのかもしれませんね。
「自分は〇〇さんより年収が高い」とか「自分より〇〇さんの方が可愛い」とか、誰かと自分を比較ジャッジして優越感や劣等感を抱きます。これもまた「自分ものさし」をもとに比べて苦しくなる要素です。
上には上が限りなく居ますし、下もまた然りです。上を見れば劣等感を感じ、下を見て優越感を感じたかと思えば、そんな調子に乗った自分に罪悪感を感じたりもします。
また比較は「嫉妬」の温床でもありますよね。あなたが「嫉妬」を抱いた相手自身は、苦しくもなんともありません。苦しくなるのは自分なのです。
比較をすることで幸福感が下がる経験は誰もがしているはず。その結果、自己肯定感や自己評価も下がり、引き寄せRPGで一番大事だと紹介している「MP/満足ポイント」も下がる一方です。

分かっていても辞められないのが「比較ジャッジ」。前述の「MP/満足ポイント」が高まってくることで比較心理を弱めることができますが、ここでは思い切って【ノージャッジ】で「比較しない!」と宣言してしまいましょう!
比較しない

叔母の家庭は裕福でした。ウチとの「比較」から劣等感もありましたので、【ノージャッジ】で対等な関係だと思えるように。
基準3)期待
ちょっと良い出来事が起こったことで、その先の展開を「期待」すること…ありますよね。儲け話を聞いて、その先の結果を「期待」するようなことも。
期待を抱いたときは「ワクワク」としたポジティブな心理なので、引き寄せ的にも良さそうな状況なのですが…
期待通りに進まなかったときのガッカリ感は、とてもネガティブです。また期待に心奪われていると、目の前のチャンスを見逃したり、「期待通りの結果はまだかまだか」と精神的なエネルギーを奪われたりします。
「期待」とは、まだ起きていない未来に意識を奪われる状態です。引き寄せの法則は言わば「鏡の法則」で、あなたの内面を現実に写し出す法則。ですから、願望実現の秘訣は「今、すでに実現した」と感じる内面状態なのです。
期待もまた、「今の自分はコレ」という「ものさし」があるがゆえに、そうではない未来を期待します。あなたの現実を変えさせない内面的な基準が、潜在的にある証拠でもあるのです。
人間関係でも「期待」が摩擦を生む原因。相手に「こうしてくれるはず」と「自分ものさし」から期待したところで、そのようにならなければ、自分の内面はモヤモヤが募るばかりです。
ですので、「期待」から生まれた「ワクワク感」だけはしっかりと味わって、その後はスッパリと【ノージャッジ】してしまうのが良いのですよ!
期待しない

お見舞いの席なので、叔母も空気を読むと「期待」していましたが…しっかりと小言を聞かされました(笑)
判断・比較・期待のプラス面
3つの基準をそれぞれ無効化してしまうスキルが【ノージャッジ】ですが、無効化するには惜しいプラス面もあります。
明らかに「危険と判断」できることには近寄らない方がよいですし、他者との「比較で自己向上の意識が高まりモチベーションに火がつく」こともあります。前述のように「期待で湧いてくるワクワク感や安心感」は、内面を調和に導きます。
それらプラス面はしっかりと活かしつつ、あなたの内面を乱す部分に対して【ノージャッジ】をお役立てください。
【ノージャッジ】は無効化スキル
例えばドラクエの「いてつくはどう」は相手の呪文を無効化する最強格の魔法ですよね。この【ノージャッジ】もまさに最強のスキルなんです。
方法はいたって簡単。
内面でジャッジするような場面に遭遇したら、心の中で「ノージャッジ!!」と宣言して終わりです。
自分の意識で「判断しない」「比較しない」「期待しない」と選択する
それでもジャッジが止まらなければ何度も何度も【ノージャッジ】です。魔法と一緒で使えば使うほどにレベルが上がっていきます。
同様の「引き寄せスキル」として【みやぶる】も紹介しています。こちらは、出来事を多角的に見ることで「プラマイゼロ」として無効化するスキル。

瞬時に対応したい「短期決戦型」の【ノージャッジ】と、じっくり腰を据える「攻略型」の【みやぶる】として使い分けてみてください。
叔母に対する僕の反応も、この2つを駆使してだいぶ落ち着いてきましたよ^^

【ノージャッジ】がバッチリキマっている時の叔母は、「ねこまどう」似のチャーミングな叔母なのです(猫顔ですw)。「もうそろそろお迎えが来るかもね」が最近の口癖ですが、是非とも元気に長生きをしてほしいと心から願っています。
【ノージャッジ】で「ありのまま」を生きる
【ノージャッジ】をすることができれば、「ありのまま」を生きていることになります。それは、起きた出来事を判断することなく、素材そのものを味わうようなこと。
僕たちはまるで幻を見ているかのように、現実を歪めて認識しているそうです。その理由は、「ものさし」を使ったジャッジをしているから。
「ありのまま」の現実というのは、とても温かく、愛に包まれた、安心感あふれる幸せな日々なのです。
願望実現だけではなく、そんな穏やかな日々に導いてくれることも【ノージャッジ】の効果なんですよ。
- 「ものさし」が苦しみを生む原因
- 判断しない
- 比較しない
- 期待しない
- ジャッジする場面で「ノージャッジ!!」と宣言
- 【ノージャッジ】で「ありのまま」を生きよう
コメント