「期待しない」でネガティブ思考を無効化!判断・比較・期待を【ノージャッジ】

判断・比較・期待を【ノージャッジ】で無効化

こんばんは!引き寄せ勇者みろくです。

今回ご紹介するスキルは、とても簡単でありながら効果絶大なスキルです。どんな場面でも使えますよ。僕の日常的な体験談とともにご紹介しますね。

先日、家族や他の親戚たちと一緒に、入院した親戚をお見舞いに行ってきました。その親戚の中には、僕が昔から苦手な叔母がいるので出来れば行きたくなかったのですが…

口うるさいその叔母は、僕が子供のころに数々のトラウマを植え付けていった人です(笑)

ウチは離婚家庭で住む家がない時期があり、叔母の家に居候していたことがありました。叔母の口から出るのは小言ばかりで、例えば「面倒をみてやってるんだから静かにしなさい!」というようなことを頻繁に聞かされ、子供の僕の内面は小さく小さくなっていきました。

大人になった今ではだいぶ気にならなくなりましたが、それでもまだ苦手意識はあるので、叔母と一緒のこのお見舞いも腰が重く億劫に。

僕にとって厄介なクエストでしたが、この記事で紹介する【引き寄せスキル:ノージャッジ】によって、叔母の見方が変わっていきました。

この【ノージャッジ】は、自分の内面に表れる負の反応を無効化するスキルなのです!

【引き寄せスキル】は、RPG的な魔法やスキルをイメージした「自己実現の技」です。あなたの引き寄せ冒険にご活用ください!

目次

負の反応を生む3つの心理的な基準

引き寄せの法則は「自分の内面の状態が、現実に投影される法則」です。冒頭の場面で僕の内面は「嫌だな〜」とか「会いたくない」とか、そんなネガティブな反応を生む状況でした。引き寄せ的には避けたい心理です。

そんな負の反応をしてしまうのは、主に下記のような3つの基準が自分の中にあるからです。

3つの心理的な基準
  • 判断
  • 比較
  • 期待

僕のエピソードは人間関係の一例ですが、他にも仕事や様々な日常の出来事において、「3つの基準」をもとに負の反応が内面を支配されてしまう場面は多いことでしょう。

つまり、”基準を内面に持っている”ことで、人生に苦しみを生み出していると言えるです。

この「基準」は言い方を変えると「ものさし」です。自分の中にある「ものさし」を無効化してしまうことが内面を穏やかにする秘訣。

【ノージャッジ】は
「ものさし」を使わないことで
苦しみを無効化するスキル

以下に詳しく見ていきましょう。

基準1)判断

僕たちは日常で、ほぼ無意識のうちに「判断」を下しています。

まずは「好き嫌い」。目の前の人や出来事が、好きか嫌いかを瞬時にジャッジしてしまいますよね。それが「嫌い」ならば「嫌悪感」という負の感情を抱きます。

さらには「良い悪い「善悪」「正誤」なども判断のひとつ。「自分が悪い」と自分でジャッジすれば「罪悪感」を抱きます。負の思いは自分を縛り付ける鎖となりどんどんと苦しくなってしまいます。

それは「どんな判断をしたかで苦しくなる」というよりも、「ものさしによる判断」そのものが苦しみを生んでいることになります。

つまり「ものさし」があることで、ネガティブな反応が生まれるのです。

ですので、ものさしそのものを無効とする【ノージャッジ】が役立ちます。「判断」そのものを【ノージャッジ】してしまいましょう!

判断しない

みろく

「小言の多い苦手な叔母」という判断を手放してみると、「ただのおしゃべり好きな叔母」になり気が楽になりました。

基準2)比較

情報が溢れた現代は比較社会です。

「自分は〇〇さんより年収が高い」とか「自分より〇〇さんの方が可愛い」とか、誰かと自分を比較ジャッジして優越感や劣等感を抱きます。これもまた「ものさし」をもとに比べて苦しくなる要素です。

上には上が限りなく居ますし、下もまた然りです。上を見れば劣等感を感じ、下を見て優越感を感じ、優越感で調子に乗った自分に罪悪感を感じたりもします。

また比較は「嫉妬」の温床でもありますよね。嫉妬によるモヤモヤや自責の念で自分を苦しめます。ただただ、自分を攻撃している状態といえます。

比較をすることで幸福感が下がる経験は誰もがしているはず。その結果、自己肯定感や自己評価も下がり、引き寄せRPGで一番大事だと紹介している「MP/満足ポイント」も下がる一方です。

分かっていても辞められないのが「比較ジャッジ」。でも比較してしまってもいいんです。すぐさま思い切って【ノージャッジ】と宣言すれば、負の思いは簡単に断ち切れます。

比較しない

みろく

叔母の家庭は裕福でしたので、ウチとの「比較」で劣等感をいだいていた僕でした。比較を辞めればただの親戚ですし、その裕福さのお陰で子供時代の一時的な家を提供してもらえたのです。

基準3)期待

ちょっと良い出来事が起こったことで、その先の展開を「期待」すること…ありますよね。

期待を抱いたときは「ワクワク」としたポジティブな心理なので、引き寄せ的にも良さそうな状況なのですが…

でも期待通りに進まなかったときのガッカリ感は、とてもネガティブです。また期待に心奪われていると、目の前のチャンスを見逃したり、「期待通りの結果」に囚われ精神的なエネルギーを奪われたりします。

「期待」とは、まだ起きていない未来に意識を奪われる状態です。引き寄せの法則的に願望実現の秘訣は「今、すでに実現した」と感じる内面状態にすることですが、期待は「今は実現していない」という内面状態の表れです。あなたの現実を変えさせない内面的な基準がある証拠でもあるのです。

人間関係でも「期待」が摩擦を生む原因。「相手に期待しない」という教えは、人間関係を良くする知恵としてよく聞く話でしょう。

ですので、「期待」から生まれた「ワクワク感」だけはしっかりと味わって、その後はスッパリと【ノージャッジ】してしまうのが良いのですよ!

期待しない

みろく

お見舞いの席なので、叔母も空気を読んで小言も減るかな〜と「期待」していましたが…しっかりと小言は聞かされました(笑)
その小言の端々に温情をチラつかせながら。

判断・比較・期待のプラス面

3つの基準をそれぞれ無効化してしまうスキルが【ノージャッジ】ですが、無効化するには惜しいプラス面もあります。

明らかに「危険」と判断できることには近寄らない方がよいですし、他者との比較で「自己向上の意識が高まりモチベーションに火がつく」こともあります。前述のように「期待で湧いてくるワクワク感や安心感」は、内面を調和に導きます。

それらプラス面はしっかりと活かしつつ、あなたの内面を乱す部分に対して【ノージャッジ】をお役立てください。

【ノージャッジ】は無効化スキル

例えばドラクエの「いてつくはどう」は相手の呪文を無効化する最強格の魔法ですよね。この【ノージャッジ】もまさに、あなたのマイナスな思いを無効化する最強のスキルなんです。

方法はいたって簡単。

【ノージャッジ】の方法

ジャッジした瞬間に、心の中で「ノージャッジ!!」と宣言するだけ

これだけです。

ジャッジする場面に遭遇するたびに何度も何度も【ノージャッジ】です。魔法と一緒で使えば使うほどにレベルが上がっていきます。

叔母に対する僕の思いも変化しました。離婚で家を失った母と僕に手を差し伸べ、同居を許してくれた情に厚い人だったのです。この厚い情で助けられたことがたくさんありまし、今もなお助けられていることに気づくことができたのでした。

みろく

「もうそろそろお迎えが来るかもね」が叔母の最近の口癖ですが、是非とも元気に長生きをしてほしいと心から願っています。

【ノージャッジ】で「ありのまま」を生きる

【ノージャッジ】を駆使する日常は、「ありのまま」を生きていることになります。それは、起きた出来事を判断することなく、素材そのものを味わうようなこと。

僕たちはまるで幻を見ているかのように、現実を歪めて認識しているそうです。その理由は、「ものさし」を使ったジャッジをしているから。

「ありのまま」の現実というのは、とても温かく、愛に包まれた、安心感あふれる幸せな日々なのです。

願望実現だけではなく、そんな穏やかな日々に導いてくれることも【ノージャッジ】の効果なんですよ。

【ノージャッジ】まとめ
  • 「ものさし」が苦しみを生む原因
  • 判断しない
  • 比較しない
  • 期待しない
  • ジャッジしてしまう場面で「ノージャッジ!!」と宣言するだけ
  • 【ノージャッジ】で「ありのまま」を生きよう

同様の引き寄せスキルとして【みやぶる】も紹介しています。こちらは、出来事を多角的に見ることで「プラマイゼロ」として無効化するスキル。

瞬時に対応したい「短期決戦型」の【ノージャッジ】と、じっくり腰を据える「攻略型」の【みやぶる】として使い分けてみてください。

判断・比較・期待を【ノージャッジ】で無効化

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