言葉の束縛から自由になろう!言葉から潜在意識の思い込みを解放する

言葉の束縛から自由になろう

こんにちは!みろくです。

春本番を迎えた今日この頃、日中は暖かい日が増えてきました。
みなさんは、「暖かい」とは何℃くらいの気温だと思いますか?

本日の僕の住む地域の最高気温は、20℃くらいで半袖でも過ごせる陽気でした。
これは十分、「暖かい」範囲の気温かと思います。

ですが、これが真夏だったらどうでしょう?
きっと「涼しい」もしくは「少し肌寒い」と感じるかもしれません。

同じ20℃でも感じ方が変わるので、使われる言葉も変わります。
言葉は、それを発する人・受け取る人の立場や環境などによって表現が変わってくるものです。

言葉は本来、とても曖昧です。

その事を頭で分かっていても、ついつい言葉に振り回されてしまうことも多いでしょう。
引き寄せを実践していても、そんな言葉の曖昧さに縛られて身動きが取れなくなることがあります。

今回は、そんな「言葉」から自由なるススメです。

目次

言葉の意味や印象が変わる

冒頭の気温については、感じ方の違いで同じ気温でも言葉が変わるというお話でした。
別の視点からも少し見てみましょう。

世代によっても使われる言葉の意味が変わることがあります。
おっさん世代の自分は、最近の「ヤバイ」の使い方に戸惑います 笑。

昔だと「ヤバイ」の意味は、「ピンチ」とか「危ない」といったネガティブな言葉でしたが、最近では「すごく嬉しい」というようなポジティブな意味で使われることが多いようですね。
表情とか前後の文脈から理解しようとしますが、瞬間的には「?」となってしまうのです。

はたまた、こんな話しを聞いたことがあります。

何か商品を売るときには宣伝が必要になってきます。
その戦略を考える際に、特にその商品を買ってもらいたいタイプの人物像(性別や年齢など)を絞って、その人に伝わるような宣伝を考えるのですが…

宣伝対象の人物は実際に商品を買ってくれる(かもしれない)「お客様」ですが、戦略を考えている時には「ターゲット」と呼ぶことがビジネスではよくあります。

「お客様」と「ターゲット」…同じことを指していますが、伝わる印象がまるで違います。
「ターゲット層をもう少し広げて…」と表現した事によって、「ちょっとお客様に対して失礼なので、その言い方やめませんか?」と言われたとの事でした。

言葉の思い込み

さて、ざっと例を挙げてみましたが、”同じ言葉”でも、あるいは”同じ意味だけど違う言葉”でも、それぞれ人によって受け取り方が違ってくることは枚挙に暇がありませんよね。

ここでお伝えしたいことは、言葉の使い方に気をつけましょう、といった内容ではありません。
曖昧な言葉に囚われすぎないようにしましょうと、お伝えしたいのです。

多くの場合で、言葉を発する側にも受け取る側にも「言葉の思い込み」があります。
前述の「ヤバイ」という言葉では、僕自身の中で思い込みがあるので、最近の「ヤバイ」が瞬時に理解できないのです。

引き寄せの法則の本やブログを読んでいるときにも、当然この傾向はあります。

発する側には、発する側の「思い込み」によって表現された文章が並びます。
「優しい」表現を意識して「癒やし」という言葉を使ったとします。受け取る側が「優しい」と取るか「怪しい」と取るか、それは受け取る側の「思い込み」によっても変わるのです。

言葉は潜在意識の現れ

僕はたくさんの「思い込み」を持っています。
そのことで、発している側が伝えようとしている「珠玉の知恵」を受け取れないことが多々ありました。

「願望実現を引き寄せるには、”何もしない”ことが大事」
これは、引き寄せの法則の説明でよく出て来る内容です。

この「何もしない」を、僕は「行動」について言っていると思い込んで、実際に数ヶ月何も行動しない生活をしたこともあります。
結果、願望からは遠のくばかりでした 笑。

この「何もしない」とは、「意識の中で雑念を持たない(=今に意識を向ける)」ことを指していると気づいたのは、だいぶ時間が経ったあとのことです。

言葉を変えた表現で、「(船の例えとして)オールを手放す」とか「願望を叶えようとあれこれ頑張らない」ということと同義かと思います。

その数ヶ月は、行動をしていなくても、意識の中では「雑念を働かせることに忙しい」状態だったのです。
この雑念とは、過去の出来事に思い煩ったり、未来を心配したり、そんなことを内面で”していた”のでした。

思い込みチェックを習慣に

これらの事は「発する側の説明が悪い」とも言えるかもしれませんが、引き寄せの法則は「自分の内面の状態が、自分の現実に投影される法則」と説明していますので、是非とも「自分の内面」の方をチェックする機会なんだと考えてみましょう。

思い込んでいるがゆえに上手く行かないこと…いろいろとあると思います。
これらは、思い込んでいるうちはまったく何が悪いのか分からないものです。

この「分からないこと」は、つい拒否して無視する傾向があります。
ですが「分からない」ことを受け入れて、分からないなりにもそこに意識を向け続けていると、ふっと気づきがやってきて突然理解出来るようになることがあります。

自分の思い込みがその理解をストップさせていたんだと気づくのです。

潜在意識の思い込みに気づくチャンス

「言葉の思い込み」をチェックしていると、「潜在意識の思い込み」に気づくこともあります。
この「言葉の思い込み」と「潜在意識の思い込み」は、互いにリンクしています。

無意識に「自分は豊かにはなれない」という「思い込み」を抱えている人は数多くいるようです。

「お金」や「大儲け」などの言葉に、「汚い」とか「縁がない」「すぐ出ていく」というイメージを思い込んでいませんか?
また、「豊かになるにはお金が必要」と思い込んでいませんか?

そんな「思い込み」は潜在意識にあるブロックの現れなのです。
それに気づいた瞬間から、そのブロックは溶け始めることでしょう。

お金にかぎらず、恋愛や結婚、仕事や成績などの願望も、あなたが思い込んでいる言葉(の意味やイメージ)の中に、願望実現を阻んでいる要因があるかもしれませんよ。

言葉から、潜在意識から、自由になろう

「言葉」は、”意志伝達の道具”と言えます。

包丁は料理の道具ですが、受け取り方(扱い方)を間違えると怪我をしてしまいます。ですが、少し注意をして扱えばとても便利な道具ですよね。

言葉も包丁と同じように、少しの注意をもって扱うと、とても便利なものです。

誰かから言われた「悪口」や「批判」「罵詈雑言」など、刃の方を自分に向けられていると感じるかもしれませんが、落ち着いて柄の方を受け取れば怪我はしません。

引き寄せの法則の知識も、やみくもに受け取るより、すこし疑いながら自分で試してみる、そんなスタンスが良いと感じています。
(そのままの内容や意味を、そのまま素直に受け取った方が良い場合もあります。いずれにしても、自分で様々な角度から試してみることが大事なんですね。)

この記事は、言葉に囚われすぎて、まるで呪縛の魔法にかかっているような状態への気づきの為に書いてみました。

当ブログの内容も、僕の説明が下手なことが大きな要因かもしれませんが(スイマセン)、疑いながらいろいろと試してみてください。
あたなには、あなたに合った、受け取り方があるはずなのです。

言葉の束縛から自由になろう

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