絶対界と相対界を知ろう！引き寄せの力は絶対界・あなたの願望は相対界

こんにちは！引き寄せ勇者「みろく」です！

以前、筆者は太極拳を習っていました。
その時の先生から教えていただいた「絶対界と相対界」の話がとても印象に残っています。

そもそも仏教の教えのようで、ググると難しそうなページがポロポロと出てきます。
（絶対世界と相対世界とも言われています。）

簡易的に説明すると、「絶対界は”結合の世界”」「相対界は”分離の世界”」、その２つの性質で僕達の現実は作られているということです。

この現実ゲームのルールとも言えますね。

絶対界と相対界、これを理解するのも”引き寄せ”に役立つ内容かと思いますので、シェアさせていただきますね。

絶対界とは？相対界とは？

まずは「相対界」を説明します。

相対界の性質

「相対」という言葉からパッと思いつくのは、アインシュタインの『相対性理論』かもしれませんね。
時間と空間はその関係性によって相対的に変化する、という理論です。

あなたは１年間の宇宙旅行に出たとします。そのロケットは光の速さで飛び続け、１年後に地球に戻ります。あなたにとっては１年の旅行でしたが、地球上の時間は１００年経っている、ということが起きるそうです（数字は適当です）。

時間の進み方は平等だと思われていたものが、そうでは無かったという衝撃的な発見です。僕たちが住んでいる世界というのは「相対界」なんですね。

相対性理論は物理学ですが、僕たちの心理にもそれは働いています。
”脳や心が認識している”世界もまた「相対界」ということです。

これらのように、それぞれ反対の状態がセットになって認識しているのです。
そして、基準が変わればその認識も変わる”あやふや”な世界です。

あなたが今いる場所の”右”の空間も、あなた自身がもっと右に移動すれば、さっきの右の空間は”左”になっていますよね。

あまりにも当たり前のこと過ぎて、かえって分かりづらいかもしれませんが、「相対界」は”変化を認識する世界”ということです。

こういったことが認識できる世界です。あやふやで、不安定で、同じ状態がない。だからこそ面白い世界と言えますし、苦しいとも言えます。

出会いがあれば別れがあり、お金を得れば損失もあり、生があれば死があります。

絶対界の性質

そして、絶対界です。
これは「絶対」という言葉の通り、揺るぎのない唯一無二の状態です。
変化をベースとする「相対」とはまったく別ものです。

言葉を当てはめると、このような感じでしょうか。

絶対界とは、善悪もなく、比較もなく、区別もなく、時間も空間もなく、ありのままに認識する世界ということです。

このことで、「引き寄せの法則」の知識を広く持っている方は気づかれたかもしれません。引き寄せで語られる内容に似ていませんか？

引き寄せを働かせるには「叶った時のように過去形でお願いする（時間の概念がない）」とか、「良いことも悪いことも叶う（善悪がない）」「どんな大きな願いでも叶う（比較がない）」など、引き寄せが起きる仕組みはよくわからないかも知れませんが、その作用を指摘する内容は、絶対界の認識に沿っているんです。

クリエイターは”絶対界”の住人、あなたは”相対界”の住人

このブログでは、引き寄せを起こすエネルギーのことを「クリエイター」と呼んでいます。

クリエイターは”絶対界”の住人、あなたは”相対界”の住人なので、それぞれ考え方や習慣も違うのです。そこに意思の疎通を阻む原因が潜んでいます。

ちょっと強引な例え話になりますが、絶対国と相対国という国があるとします。

願望実現には絶対界の文化を身に着けよう

あなたは相対界の住人ですので、絶対界の文化に近づいて「クリエイター」と上手くコミュニケーションを取る必要があるのです。

その為にもあなたの内面を、判断することなく、比較をせず、善悪に揺さぶられない状態、つまり「安定・充足・感謝な状態」を保てるようにする必要があります。
（その手段として日常クエストを紹介しています）

これは、完璧な絶対界の住人になろう、ということではありません。
発音の上手くない英語でも、なんとなく伝わったりするものです。

あなたが普段慣れ親しんでいる相対の習慣（感情や思いの振れ）、その振れ幅を少しづつ狭くしていく（絶対界に近づける）ことを意識していきましょう。

それには日常に、感謝や喜び、安定や安心を、あなたの内面に満たす時間を増やしていくことなのです。

よく「卵が先か、ニワトリが先か」という話がありますが、この話については、もともと絶対界が先にあって、その後に相対界が生まれたそうですよ。

つまりあなたは、もともとは絶対界の住人ということです。

あなたは絶対界の住人でしたが、分離や不足、苦しみといったものを「経験」しに、相対界に旅をしに来てる最中かもしれません。

そして、絶対界に帰ることも出来るはずなのです。