こんにちは〜!みろくです。
『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』
良い言葉ですよね。
大きくなればなるほど、成功すればするほど、謙虚になる、という意味です。
大好きな言葉なのですが、僕はこの言葉に苦しんだ時期があるのです。
以前に僕は、気功師に師事をして自己浄化に励んでいた時期がありました。
その師匠は、まさにこの言葉にピッタリな「謙虚さ」と「徳の高さ」で、ネットのどこを探しても見つからないような英知に富んだ内容を、特にお金を取ることもなく無料で教えてくれていました。
「形から入る」というのは初心者の知恵でありますが、僕も師匠の徳の高さを見習うために、「謙虚」でいることをかなり意識していました。
その当時は、どんどん自己浄化が進んで、自然と「自愛」に溢れ、「満たされた」日々を送っていました。あらゆる事が上手くいって、引き寄せの法則もその経験から学んだ知恵でした。
師匠の元を離れ独り立ちをした時にも、「謙虚」という姿勢だけは、しっかりと握りしめて生活をしていたのでした。
その後、僕の状態は悪化していくのですが、少しずつ「自愛」が薄れている事に気がつかずにいた僕にとって、その「謙虚」な姿勢は、結果的に自分の成長を止めてしまう要因になっていたのです。
このブログでもたびたび記事にしていますが、「自愛」というのが本当に大事なことなんです。
「自愛」に乏しく自己肯定感の低い状態で「謙虚」に取り立てて意識を向けていると、ますます小さくなっていく自分を見つけることが出来ました。
相手を立て、自分を引っ込め、「自分なんて大したことないです」と縮こまる日々。本当の自分を見失い苦しみを感じるようになっていきました。
引き寄せの法則は「自分の内面の状態が、現実に投影される法則」です。
小さく縮こまった僕の内面を映し出した現実は、豊かさからは程遠いものでした。
その経験から学んだこと。『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』というのは、”実ることによって自然と頭が垂れてくる”ということでした。
自分自身が「満たされて」いると、周囲の助けや偶然な出来事にありがたさを感じ、様々な恩恵に感謝を抱かずにはいられなくなります。その結果が「謙虚」な姿勢なのです。
特に意識しなくても、自然と「謙虚」になってくるものなのですね。
これは僕が陥った落とし穴です。
僕自身が元来「自愛」に乏しいタイプだったので、一般的にも素晴らしいとされる「謙虚」さが仇になった形です。
これを読んでくださっている皆さんは、僕とはまた違うタイプかもしれませんが、この経験から何か気づきを得られればと思いシェアさせていただきました。
もう何年も引き寄せの法則を実践して上手く行かないとすれば、それはあなたのタイプに合っていない方法を実践しているかもしれませんよ。
以前にも同じようなことを記事に綴っていますので、気になる方はご参照を。
ちなみに、当ブログで紹介している「日常クエスト」というのは、「自愛」と「潜在意識の浄化」に焦点を当てた引き寄せの法則メソッドです。
これに関しては、どんなタイプの方にでも合う方法ですので、是非実践してみてください。
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