こんにちは!引き寄せ勇者みろくです。
今回は、引き寄せRPGメソッドの新展開をお届けです!
引き寄せRPGでは、僕たちは”願望実現RPG”という人生ゲームをプレイしているので、日常で起こる全てはそのゲームのコンテンツだと考えて楽しみましょう、というコンセプトを取り入れています。
その理由は、ゲームのように楽しむ”気軽さ”と、自分を”客観視”して思い込みの執着を弱めること…それらが現実に変化を起こし引き寄せを加速させる秘訣だからなのです。
この秘訣を更にもう一歩踏み込んで、あなたの内面により深く適用してみましょう。
このRPGには、あなたの冒険を面白くしてくれる”相棒”がいるのでご紹介しますね!
相棒「オトモ」があなたの中に
あなたには、「オトモ」という相棒がいます。
でも、モンハンのオトモのことではなくて、これはあなたの内面のお話です。
よく脳内での葛藤を表すときに、「天使と悪魔」が出てきて誘惑する描写がありますよね?「オトモ」はそんな感じで、あなたの内面の中でいろいろと惑わしてくる存在だと考えてください。
例えば、ダイエットをしているのにどうしても甘い物を我慢できない…怒りたくないのにイライラしてしまう…チャレンジしたいのに足がすくんで進めない…そんな、自分のことなのに自分ではコントロールが出来ない、あなたの部分的な意識が「オトモ」です。
引き寄せの法則は「あなたの”内面の状態”が、現実に投影される法則」と、当ブログではお伝えしています。だから「内面を変えれば現実が変わるんですよ〜」ということなのですが、この「内面」は自分のことなのにとにかく言うことを聞いてくれないのです…
いっそのこと、その部分を「自分」と捉えるのではなく、自分の中に住んでいる「相棒」だと捉えてみてはいかがでしょうか、というご提案なのです。
オトモとは:もうひとりの自分
「オトモ」は、あなたの内面に住んでいて、思考や感情を持っている「もうひとりの自分」です。
時には落ち込んでみたり、時には不平不満を言ってみたり、時にはやる気をなくしてみたり、時には怖がってみたり…あなたが内面でポジティブになろうと意図したとしても、勝手な反応をして邪魔をしてきます。
モンハンの「オトモ」は猫の風貌ですが、内面の「オトモ」もまさしく猫のように気まぐれで、自分勝手で、こちらの意向を汲んでくれることが少ないのです。
まるで厄介者のようにも思えるのですが、時には危機を回避してくれたり、時にはチャレンジする勇気をくれたり、時には喜びを運んでくれたり…突然すごい能力を発揮したりもするのです!
自分のことなのに、自分でやったとは思えない行動や考えが出てくることがありますが、そんな「もうひとり」の自分が「オトモ」であります。
オトモとは:脳の働き
すこし現実的にこの「オトモ」を分析すると、それは主に「脳の働き」だと言えます。
最近の脳科学の研究で、その性質が少しずつ明らかになってきました。
飽きっぽい、新しいものが好き、1箇所に集中すると周りが見えなくなる、見たいものだけを見る、思い込む、安定した現状に戻りたがる…そんな性質が脳にはあることが分かってきました。
「脳」はあなたの一部でありながら、独自な性質を持っているため、自由に使いこなすことができません。例えば”水”にも性質がありますが、氷点下の環境では勝手に”氷”になってしまうことと同じで、「脳」もその性質によって勝手な反応をするものなのです。
「オトモ」はそんな性質ですから、自分の一部でありながら、まるで自分とは思えない部分だということです。
オトモとは:自我
スピリチュアル的な解釈からも説明してみます。
自分という意識には「自我」と「真我」の2つの部分があると言われています。
「真我」は純真無垢で完璧な「本当の自分」の部分で「魂」と言い換えても良いかもしれません。そして「自我」は「脳の働き」だと言えるのです。
つまり「オトモ」は、あなたの内面での「自我」の部分ということです。
「自我」のことを「エゴ」と言ったりもしますが、「エゴイズム=利己主義」のことで、自分勝手な考えや行動を指しています。「オトモ」もまさに自分勝手で、意にそぐわないことがあると、不満や怒り、愚痴や泣き言を作り出して子供のように暴れるのです。
「オトモ」の性質と性格
「オトモ」は、先ほど”脳の働き”でもあると説明しました。
その性質はそれぞれ人によって多少の違いがありますが、傾向としては以下のようなものです。
- 変化を嫌う
- 同じことを何度も考える
- 安全な現状を保とうとする
- 環境や他人の影響を受けやすい
- 観念(思い込み)による反応する
- 盲目的(欲しい情報だけが見える)
などなど…
特に”変化を嫌う”という性質は、願望実現には大きな足かせになっていますね。このことはコンフォートゾーンの記事でも紹介しています。
他のものも、それぞれ脳科学的に解明されていることですが、それらはまた改めて別の記事で少しずつご紹介していきます。
さて、ちょっと難しく考えすぎても混乱するだけですので、「性質」というよりも「オトモの性格」を考えてみます。
- 寂しがり屋
- 甘えん坊
- 気まぐれ
- 傷つきやすい
- 怒りっぽい
- 過去を悔やむ
- 未来に不安を覚える
- 影響を受けやすい
- 意思が弱い
どうですか?
まるで自分のことのように思える項目もあるのではないでしょうか。
ですが、これは「オトモ」の性格であって、本当のあなたの性格とは一線を画して捉えて欲しいのです。いままで自分の性格だと思っていたことのほとんどは、「オトモ=脳の性質」による生物的な反応だということです。
あなたと人生を共にし同じ経験をした記憶を持つ
脳の性質によって「オトモ」の性格が作られました。それは10歳くらいまでに形成されるそうです。それまでの親の影響や環境の影響を強く受けて形づくられるのです。
そしてこれまた脳の性質でもある「変化を嫌う」傾向によって、大人になってからはその性格をずっと維持しようとする力が働きます。
「オトモ」はあなたと同じ人生を歩んで同じ経験をしていますが、そこで培った思考の癖や感情を大事に大事に抱え込んで手放そうとしないのです。
子供から無理やりおもちゃを取り上げようとしても簡単には手放さないでしょう。「オトモ」はそんな子供のような意識だと言えます。
大事に大事に抱え込んだ、過去のマイナスな記憶、思い込み(観念)、習慣、行動などを手放すことが、あなたの”内面の状態”を変えるには必要なのです。
思い込み(観念)を手放すことが願望実現の近道
例えば「豊かになりたい」という願望には、「私は貧しい」という思い込みが邪魔をしています。「恋人が欲しい」という願望には、「私は魅力がない」という思い込みが邪魔をしています。
いずれも「オトモ」が抱え込んでいる「思い込み」を手放せないことが原因で、願望が実現しないのです。
この「思い込み」は、あなた(本当の自分)が抱えているのではなく、「オトモ」が抱えています!
「自分の事」として考えていると、たとえ不要な「思い込み」だと分かっていても、自分の中で重要度が増してしまい、手放すことが難しくなります。それが「執着」です。
ですが「オトモ」が抱えている問題と考えれば、あなたにとっての重要度は下がり「執着」も弱まるのです。そうなれば手放すことも容易になります。
「オトモ」の問題を、あなたが抱える必要はないのです。
「オトモ」は”相棒”、「本当の自分」が”主人”
さて、「オトモ」がどんなものか、なんとなく伝わりましたでしょうか?
この記事で一番伝えたいことは、主人である「本当の自分」が、相棒である「オトモ」に振り回されないように、距離をとって客観視しましょう!ということです。
あなたの「本当の自分」と「オトモ」を切り離して考えれば、失敗や気分の落ち込みなどマイナスな感情も、「オトモの性質による自然な反応」と捉えられ、自分を責める苦しみも少なくなっていきます。
距離をとってみることで、「自分の事」として執着していた数々の内面的な反応も、「しかたがないよね〜」「ま、いっか!」と軽く捉えらることができるのです。
宇宙から見た自分を想像したときには、大きな問題として悩んでいたことも、ちっぽけに見えてきますよね。
そんな風にして「自分」に対する執着を弱くすることが、より容易に”内面の状態”を変えていける秘訣なのです!
つまりは…
「オトモ」という脳の性質と「本当の自分」を切り離すと”執着”が弱まり、”内面”が調和され”現実”が変わる!
うまくコントロールができない「内面の状態」ですが、それが「オトモ」の性質です。ペットを育てるように、まずは少しずつ少しずつ、幸福感や満足感を「オトモ」に与えてあげましょう。
その行為こそが「MP回復(自愛)」なんですよ。
「オトモ」を手懐けよう!
この「オトモ」という視点から、引き寄せRPGで願望実現に向けて目指していることは、大きく分類すると2つです。
1つは「オトモ」が”良い気分でいる”こと、もう1つが”静かに穏やかになる”こと。(潜在意識を説明する記事で紹介している2つの「潜在意識アプローチ法」に対応しています。)
「オトモ」の機嫌が良くなれば、願望実現に導いてくれる良きパートナーになってくれます。「オトモ」が静かに穏やかになれば、邪魔されることなく”本当の自分”が望む人生を歩みだすことができるのです。
映画の登場人物は物語を変えることはできませんが、映画監督ならば変えられます。
「オトモ」は映画の登場人物として苦しみもがいています。「本当のあなた」は監督です。監督の立場なら、その苦しみを取り除き、願望実現の物語を創ることができるのです。
今までは、相棒である「オトモ」が人生の舵を取っていたかもしれません。これからは、「本当のあなた」こそが主人公であることを自覚して、「オトモ」を手懐けていくことを意識してみてください。
あなたの”オトモ”に名前を付けてもよいかもしれませんね!
僕はコロコロと気分が変わる”心”という意味で「コロちゃん」と名付けています(笑)
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