コンフォートゾーンを広げて願望を自分のテリトリーに取り込もう!

コンフォートゾーンを広げよう

こんばんは!みろくです。

今回もとっても大事な内容の記事になりますよ!
皆さんは以下の言葉を聞いたことはありませんか?

  • コンフォートゾーン(心理学など)
  • ホメオスタシス(生物学など)
  • 現状維持バイアス(行動経済学など)

いずれも「人間のとある性質」を、違う学問でそれぞれ表している言葉です。
人間が生まれ持っている性質らしいのですが、自分自身を省みても、ものすごく納得がいくものなのです。

人間が生まれ持つ性質

人間は、大きな変化や未知を避けて、現状を維持しようとする性質を持つ

「できるだけ安全で安心感のある環境を選ぶ本能」という感じですね。
大昔の人間が外敵だらけの野生の中で生き延びるための、危険を避けて生命を維持する自己制御機能とも言われています。

でも、現代の発達した社会の中では、すこしやっかいな性質なのです。
この本能のお陰で、引き寄せの法則が望み通りに働かないと言えるかもしれません。

RPG的に例えると、大ボス級に邪魔をしてくる性質です…
引き寄せRPGでも攻略すべき内容ですので、ご紹介させていただきます!

目次

コンフォートゾーンとは?

前述の3つのキーワードの中で、心理学や自己啓発でよく使われる『コンフォートゾーン』に焦点を当てて説明していきます。

コンフォートは「安心感」、ゾーンは「範囲」で、自分が緊張や不安を感じることなく自然に行動できる心理的範囲のことです。
下記の図をご覧ください。

コンフォートゾーン図1

青い円がコンフォートゾーンで、自分にとって安心できる範囲のエリアです。
そしてその外に出ると、不安や怖れなどストレスを抱えるエリアになっています。

サッカーでは、自軍のコートで試合があれば「ホーム」と呼び、敵陣側なら「アウェイ」といいますよね。コンフォートゾーンは「ホーム」で、ゾーンの外側は「アウェイ」です。

例えば、ちょっと高級なホテルに泊まったとすると、きらびやかな装飾や広い寝室などに一時は喜びを感じるも、どこか居心地の悪い思いをしたりしませんか?ホテルを出る時には妙に肩が凝ったりして、自宅に帰って「やっぱり自分の家が一番だな〜」なんてつぶやいたりするのです(笑)

これは自宅はコンフォートゾーンに収まっているけど、高級ホテルはそのゾーンの外にあると言えます。そんな心理的なテリトリーが人間の内面にはあるのです。

つまり『コンフォートゾーン』は「慣れ親しんだ心理的環境」のことなのです。

コンフォートゾーンを離れるとストレスを感じる

上図には書いてませんが、コンフォートゾーンの外側には「ラーニングゾーン」、さらに外側には「パニックゾーン」と名前がつけられている範囲があります。
安全地帯を一歩出てしまえば、そこは不安や恐れやストレスを感じるゾーンや、さらに先にはパニックを引き起こすようなゾーンもあると心理学では説いているのです。

居心地の悪いゾーンなので、そこに足を踏み入れても、無意識のうちにすぐに元に戻ろうとしてしまいます。日常的なことでも、未経験の仕事を先延ばしをしたり、良い変化があっても止めてしまったり、習慣化したいことが続かなかったりと、誰しもが経験していることでしょう。

年収のコンフォートゾーンが300万円の人が、突然1,000万円を達成したとしても、その翌年には元の300万円に戻ってしまうなんてことが起こるそうですよ。

無意識的にストレスを感じて、これまた無意識のうちに元に戻してしまうのです。

コンフォートゾーンの外側に願望がある

コンフォートゾーン図2

再び図をご覧いただくと、左側にある★印が願望です。
このようにほとんどの場合で、願望はコンフォートゾーンの外にあるのではないでしょうか。

コンフォートゾーンの内側にある願望ならば、恐らく何の苦労もなく実現していることでしょう。それが願望だと認識することもないかもしれませんね。

コンフォートゾーンの外にあるがゆえに「願望」と呼ばれ、だからこそなかなか実現しないのです。なんとか願望に近づこうと飛び出した先はストレスゾーンですから、本能的にすぐに元のゾーンに戻ってしまうことになり、現状を変えることが難しくなっています。(あるいは多大な苦しみを抱えながら、川の流れに逆らうように進むしかないのです)

ではどうすればよいのか?

自分のコンフォートゾーンを広げてしまいましょう!
安全と感じる範囲が広がれば、そこはもう自分のテリトリーです。
願望が自分のテリトリー内にあるのならば、もうそれは叶ったも当然といえます。

だからこそ、願望実現のためには、コンフォートゾーンを広げる必要があるのです!

コンフォートゾーンの広げ方

コンフォートゾーンの中にだけいれば、心地よい状態で過ごすことができます。
ですが、それではゾーンは広がりません。

コンフォートゾーンは、領土を広げるように少しずつ開拓する必要があるのです。

ここでは2つの視点をご紹介しておきます。
これまで引き寄せRPGでご紹介している方法は、このコンフォートゾーンを広げるための方法でもあるのです。

少しずづ”冒険”をしてゾーンを広げる

筋肉は使わないと衰えてしまいますよね。
一歩も動かないことが快適だからといって、歩かない生活をしていれば、筋肉はドンドン衰えていきます。

再び必要な筋肉を取り戻すためには、少しずつ「負荷」を加えるトレーニングが欠かせませんが、コンフォートゾーンを広げるためにも、「不安や恐れ」といった「負荷」が必要なのです。

引き寄せRPGの大事な考え方の一つとして、「自分は人生の主人公で勇者である」という認識法があります。勇者である自分が願望実現のストーリーを生きるには冒険する必要がありますよと、下記の記事で紹介しています。

ここで大事なことは、極端に無理な冒険をするのではなく、階段を一段ずつ登るように、目の前の出来事に勇気を持ってチャレンジする、そんな小さな一歩こそ必要なんです。

そこはコンフォートゾーンの外側かもしれませんが、大きく外れた範囲ではありませんので、ストレスも強く働きません。
そんな範囲に何度も足を踏み入れていれば、そこもいずれ「慣れ親しんだ環境」となり、コンフォートゾーンのエリア内になっていきます。

そんな風にして、少しずつ少しずつゾーンを広げていくことが、地道ですが確実な方法なんです。

他にも、先日公開した「我慢リストを実行しよう」という記事も、コンフォートゾーンを広げる一助になるはずです。

ゾーンの外でも安心感を得る「自愛」

サッカーの例えでゾーンの外側は「アウェイ」と説明しましたが、敵陣の応援団から厳しいヤジが飛んだり、慣れない環境で本来の力が発揮できなくなってしまうのです。そこで試合を制すには、環境に飲み込まれないだけの、自己肯定感やセルフイメージが大事になるでしょう。

そんなコンディションの悪い環境でこそ、自分で自分を愛する「自愛」が活きてくるのです。

アウェイでこそ、そこに今「有る」ものを見つけ、感謝を見つけ、自分を肯定し続けましょう!

ゾーンの外側で「自愛」ができれば、そこはもう「ホーム」です。
おめでとうございます!あなたのコンフォートゾーンは広がりました!

コンフォートゾーンに願望が収まれば願望は実現する

ネガティブな思いである「恐れ・不安・ストレス」は、それを避けようとしてしまうものです。
ポジティブ思考が引き寄せの法則でも強く勧められていますので、なおのこと排除しようと邪険に扱ってしまうかもしれません。

ですが、そのネガティブに感じるゾーンにこそ願望が眠っているのです。
だからこそ、ネガティブなゾーンに足を踏み入れて、そこを自分のテリトリーにする必要があります。

コンフォートゾーン図3

願望は追うものではありません。
そうではなく、自分のテリトリー(コンフォートゾーン)が広がれば、そこに願望がスッポリと収まることになるので、追いかける必要がなくなるのです。

引き寄せの法則でよく言われる「叶えようとしない」という知恵も、このような視点からみると納得がいくのではないでしょうか。コンフォートゾーンの中に願望が収まっていれば、喉が乾いたときに自宅のキッチンから水を汲んで飲むように、特に抵抗を感じることもなく実現していくのです。

片思いの人が「高嶺の花」のように遠い存在ならば、「庭先のタンポポ」に感じられるようにゾーンを広げましょう。「高収入」を得たいのであれば、それが自分の「適正収入」と思えるようにゾーンを広げましょう。

「願望」を夢物語や憧れではなく、「それが叶って当たり前の自分」に、少しずつ、少しずつ、コンフォートゾーンを広げることこそ実現の近道なのです。

赤ちゃんが歩けるようになる時に、歩こうとチャレンジする原動力は「好奇心」なのではと思います。何度も転んで痛い思いもするはずですが、悔しがることもなく、自分の身体が新しい体験をしている喜びで夢中になっているように見えます。

「好奇心」は「冒険心」でもあります。
冒険を楽しんだ結果、歩けるようにもなって、自分のテリトリー(コンフォートゾーン)が広がっていきました。

冒険の先には何が待っているか分からないものですが、そこで感じる「恐れ・不安・ストレス」こそ、あなたを願望実現に導く道しるべなんですよ。

コンフォートゾーンを広げよう

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