こんにちは!みろくです。
ブログ発信の1カテゴリとして、引き寄せに関する様々な書籍や映画のレビューを考えていました。僕はあまり読書家ではないのですが、数少ない既読本の中にもご紹介したい本があります。
その第一弾として、名作の中に潜む「引き寄せ冒険奇譚」と僕が考えるある書籍をご紹介しようと思っていたのですが、その本は機会があるたびに人にプレゼントしていたので、現在僕の手元にありません(買ってはあげて…の繰り返しです)。
レビューするにあたって読み返してみようと、Amazonで検索していると、ふと、とある本が目に飛び込んできました。
僕は瞬時に「あ、引き寄せた!」と思い、即ポチして読んだ本を今回はレビューしたいと思います!
(本来紹介しようと思っていた本はまた次の機会に⇒記事にしました!『アルケミスト 夢を旅した少年』)
人生のゲーム化!
このブログは「引き寄せの法則をゲームのように楽しもう」という目的で記事を執筆しています。まだまだその手段は試行錯誤の繰り返しで、「どういう切り口から記事を書いていこうかな〜」と考える日々なのですが、ストーンっと目の前に一つの回答が引き寄せられてきました。
それが、この『人生ドラクエ化マニュアル』です!
「RPGといえば」で僕が真っ先の思い浮かべるのは『ドラゴンクエスト』なのですが(そういう世代です!30年前のゲームですね〜)、この本はそのドラクエを冠に配したタイトルで、もうその中身もイメージ出来ちゃうくらいのインパクトを持っています。
著者のJUNZOさんはドラクエを世に送り出したエニックスの元社員さんだそうです。
とても読みやすく、そしてワクワクする内容で、マニュアルとあるように実践へすんなりと足を踏み出してしまう構成になっています。素敵です!
かいつまんで内容をご紹介しますね!
ゲームの三大要素を人生にあてはめる
著者JUNZOさんは「ゲームとは何か」を考察して導きだした答えの中で、ゲームの三大要素を以下としてまとめました。
・目的
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!
・ルール
・敵
これを人生に当てはめれば「人生はゲーム化」出来るのではないか、と仮説を立てて著者自身が実践していきます。
すると、目的達成を阻む困難もクエストを楽しむようにクリアし続け、様々な願望を実現してしまった、と紹介されています。
著名人の目的達成例なども豊富に紹介しながら、その間にどんな「敵」と遭遇して、どうクリアしていったのかといった内容も非常に面白いのです。
この「ゲーム三大要素を、どのように人生に応用していくのか」というところが分かりやすく解説されていて、今にも「やってみよう!」という気になってきます。
その中から「敵」に対しての考察をご紹介します。
敵との戦いを楽しむ!
『ドラクエ』をプレイした際「敵と遭遇した時にプレイヤーはどんな気持ちになっているか」を考察したそうです。
スライムと遭遇すると「かわいい!」という反応、ゴールドマンの時は「大金ゲットだぜ!」と喜び、メタルスライムだと「逃げないで!」と敵にも関わらず後を追ってしまう(経験値がたくさんもらえるのです)といった”とても好意的な気持ち”だと気づいたそう。
そしてこのように書いています。
人生をゲーム化するためには…
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!
人生に登場してくる敵をドラクエのモンスターやパズルに見立てて、その敵との戦いを楽しめばよい!
人生の敵や障害をマイナスと捉えず、攻略を楽しむような発想の転換が、人生を楽しくするとの事。しかも、その敵が味方になれば、戦力が増えるオマケ付き!
そういったことが丁寧に書かれていて、マイナス要素とも思える敵や障害に対する気持ちが楽になってきます。
さらに、人生に登場する敵は目的に応じて「自動生成」され、難易度も「自動調整」される、と続きます。この辺りはとても引き寄せ的だな〜と僕は感じました。
その他にも、人生とゲームとの違いは「選択できるコマンドの多さ」で無限に対応できることや、ルールという縛りで緊張感が生まれ面白くなるなど、人生ゲームにワクワクしながら挑むヒントがたくさん掲載されています。
遊びの目的は、遊ぶという行為、それ自体の中にある
これは、著者がゲームを考察する際に「遊びを考察した本」を読んだのですが、そのうちの一冊『ホモ・ルーデンス(ホイジンガ著)』の中に書いてあった言葉です。
著者自身も以下のように書いています。
ゲームで楽しみを感じるのは、「ゲーム目的を達成」した瞬間以上に、ゲーム目的達成を目指して遊んでいる最中だ
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!
このことは、「引き寄せの法則」を活かすという観点からも、とても大事な内容かと思います。
「楽しむ」ことが願望実現につながる実例がこの本にたくさん載っています。
それらは、「何を楽しめばよいのか」という疑問に対し、「目の前の敵や障害を攻略する」ことを楽しんでいれば引き寄せが起こってくる、という答えを与えてくれているように思いました。
隠れ引き寄せ本ともいえる名著
ちなみに、この『人生ドラクエ化マニュアル』には、”引き寄せの法則”なんて言葉は一切出てきません。本のジャンルとしては「成功哲学」といった感じでしょうか。
ですが、僕にとっては、引き寄せのヒントがたくさん詰まった名著と思えました。
勉強させていただいて「引き寄せRPG」に活かします。
まだまだ整理の出来ていない当ブログよりも、体系的にまとめられ読みやすい本ですので、ぜひぜひ読んでみてください!(引き寄せRPGは、この本とはまた少し違った目的と視点を持って運営していきますよ!)
なお、僕が読んだのは以下の電子書籍(Kindle)版になります。紙版のものとは内容が少し異なるようなので、ご紹介内容に相違があった場合はご容赦ください。
続編も読んでみたいと思います!
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