こんにちは!みろくです!
今回のTED紹介は、当ブログの「宝箱探し」に役立つ内容です。
イングリッド・フェテル・リーさんの『喜びはどこに隠れ、どう見付けるか』です。
どんな内容?
イングリッドさんはデザイナーで、学生時代に「作品に喜びが感じられる」という評価をもらいましたが、「喜び」という実態の無い概念が評価され、本人は納得がいかずに、ずっと心に引っかかっていたそうです。
とても良い評価をもらっているように思えますが、ずいぶんとストイックですね(笑)でも、そうやって探求する意識が、その後の発見につながるのでしょう。
それから「物の世界」と「喜び」を結びつける関係を探求する旅が始まりました。
私が発見したのは、2つには繋がりがあるだけでなく、物の世界は、幸せで健康な生活の強い源になるということです。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか | TED Talk
「喜び」と「幸せ」を考察したときに、「幸せ」は長期間にわたる良い気持ちで、「喜び」は瞬間的に良い気持ちになることだとしています。そして、人は文化的に「幸せ」を求めることは熱心だけど、「喜び」は見落とされがちだと指摘しています。
そのうえで「喜び」はいったいどこから来るのかを考えたそうです。
何ヶ月も「何に喜びを感じるか」を人々に聞いてまわっていると、繰り返し出てくるものがあることに気づきました。そういったものは、年や性別や民族を越えているように思え、どんな人間にも共通する体験だと言います。
丸いものとか、飛び出す鮮やかな色とか、対称的な形とか、たくさんあって豊かな感覚とか、軽さや上昇の感覚とか、そうやって見てみると、喜びの感覚は不思議でとらえどころがなくても、形ある物の性質から近づけることに気付きました。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか | TED Talk
これらは写真や映像をふんだんに使って紹介してくれています。色鮮やかで楽しげな雰囲気がバシバシ伝わってくる建造物など、見ているだけで楽しくなるものばかりですよ。
何を探せばいいかが分かった途端に、あちこちに喜びのデザインを見つけたそうです。イングリッドさんは「バラ色の眼鏡をかけたみたい」と言っています。
ふつうの場所に小さな喜びの瞬間が隠れていたかのようです。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか | TED Talk
百聞は一見にしかず。是非視聴してみてください。
(動画時間/13分38秒)※字幕が出ない場合は、動画右下のアイコンから言語を選択してください。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか | TED Talk
喜びは不要で余分なものなんかではありません。深い生存本能に直接根ざしたものです。最も根本的なレベルにおいて、喜びへの衝動は、生への衝動なんです。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか | TED Talk
「宝箱探し」は、日常の中でポジティブな内面状態にチューニングするメソッドです。形や色の中に気分を良くしてくれるものがあると知れば、より多くのポジティブがアチコチにあることに気づくでしょう。
講演の中では、色彩の薄い(グレーぽい)ものや直線的で鋭利なものは「喜び」から遠い、といったニュアンスでしたが…それらが好きな方もいるでしょう(男性的な感覚でしょうか…)。
好みの問題で個人差が大きくありそうですね。自分にとって「喜び」となるものを探してみましょう。他人が良いと思わなくても、自分にとって喜びを感じるものが、あなたにとっての宝箱です!
日常の風景を見渡してみれば、「喜び」を感じる「物」がたくさん溢れているはずです。それらを見つけることを習慣にしてみてはいかがですか?好みのものを買い揃えて、身の回りに満たしていくことも良いですね。
それらに目を向けて、内面に「喜び」を満たしていくことは、引き寄せに大きなプラスとなっていきますよ!
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