こんにちは!みろくです。
今回は引き寄せの法則の本質とも言える「自分の内面の状態」について詳しく書いていきます。
当ブログでは、引き寄せの法則は「自分の”内面の状態”が、現実に投影される法則」だと何度も書いていますが、そこを本質と捉えることが願望実現の推進力になると考えているからなんです。
では「内面の状態」って一体どういうことなのでしょうか?
他の記事でもエッセンスを散りばめていますが、改めて整理した解説を試みたいと思います!
テーマは「”内面”ってなに?」と「願望実現を可能にする”内面の状態”とは?」です。本質に迫った内容になりますので、もし引き寄せの法則で迷ったら、この記事を参照してみてください。
引き寄せの法則を活用して願望実現をするには「自分の内面を整える」そして「在り方を変える」、これが肝になるのです。
引き寄せの法則は常に働いている
まず、前提として「引き寄せの法則は常に働いている」ということがあります。
先にあげた「自分の”内面の状態”が、現実に投影される法則」と合わせて考えてほしいのですが、例えば「お金に困っている現実」があるとするなら、それを引き起こしたのは「自分の内面の状態が要因」だということですね。
常に働いてる法則ですから、自分の内面の変化に合わせて刻々と現実も変わっていきます。あなたの内面に合わせて、常にその通りに”実現され続けている”わけです。
このことを認めれば「常に法則が働いて引き寄せてくれているのだから、あとは”内面”を変えればOK」ということ結論になります。
「引き寄せよう!」とか「実現させるぞ!」という意思は必要ないことがわかりますね。
整った”内面の状態”で、その中心に”願望”の種を植えておく…これを維持できればベストです。
このような説明でよく「行動は不要」という解釈をされることがありますが、行動は必要です。 内面が整ってくると、必要な行動を自然と実行するようになるのです。プロ野球選手になる願望があるなら、自ら進んで素振りをするはずです。
少し注意が必要なことですが、現実に投影されるには時間差があるので、「今の現実は、少し前の内面の状態が投影された」ことになります。
土壌に植物の種を植えても、すぐに芽吹くわけではありません。土の中で種子がある程度育つまでには時間が必要で”タイムラグ”があります。
”内面”というのは土壌のようなものです。土の栄養が足りていない、荒らされる、なんてことになればいくら種を植えても芽吹くことがありません。
だからこそ、”内面の状態”を整えることを重要視してるのです。
”内面”とは?
「内面」とは、「心・思考・思い・感情・記憶・精神・意識」などを指しています。
それらは互いに影響しあっているので、”思考”が変われば”心”が変わり、”心”が変われば”感情”が変わるのです。その時々でアプローチすべき”内面の区分”がいろいろと変わってきますが、「内面=意識」と考えてOKです。
意識は「顕在意識(けんざいいしき)」と「潜在意識(せんざいいしき)」に分類が出来ます。
そして、僕たちがコントロール出来るのは「顕在意識」だけなので、この顕在意識を使って意識全体(内面)の状態を変えていくことが、引き寄せの法則の実践となるのです。
詳しくは潜在意識を解説してる記事もご参照ください。
”思考”と”感情”の反応
「内面」の中でも、特に重要なキーワードとして「思考」と「感情」があります。
これらは顕在意識で認識できて、なおかつ、”ある程度コントロールが可能”な部分です。
「思考」は、頭の中でいろいろと考えを巡らすことが出来て、自分ですべてをコントロールしているように思えますが、そうとも言い切れません。
環境や教育、他者の考えや本などの情報、経験や社会的な一般論など、それらの影響を受けて、流されるように思考を変えてしまうのです。
つい自動的に反応してしまう「思考の癖」が誰にでもあるでしょう。
そして「感情」は、そんな「思考」に反応して湧いてくるものです。ポジティブな思考をすればポジティブな感情が、ネガティブな思考をすればネガティブな感情が湧いてきますよね。
そんな「反応」が「内面の状態」をつくっているのです。
願望実現を阻む”内面の状態”
さて、「願望実現を可能にする”内面の状態”とは?」を考えるに当たって、逆に「実現を阻んでいる”内面の状態”」をみてみましょう。
恐らく今この記事を読んでいる皆さんは、ほとんどの人が願望実現が上手くいっていないかと思います。ということは、その”内面の状態”では願望が実現しないということですよね。
少し時間をとって自分の内面を観察してほしいのですが、どんな状態にありますか?
どこかドンヨリとして、ちょっと沈んだ重い感じがあり、疲労感が滲み、鏡で顔を見ればつまらなそうな表情をしている…そんなネガティブ気分だったりしませんか。
それは一時的な状態で「楽しいことがあればニコやかで元気ですよ」と言われるかもしれません。
「楽しいことがあれば…」
ということは、楽しいことがないときには、”内面の状態”は重く沈んでいるということになります。
人生は”楽しいこと”ばかりじゃないことは嫌というほど経験しているのではないでしょうか。ネガティブ気分に支配されている時間が長ければ、それ相応の現実が現れているはずです。
またそんな状態は、”なにか出来事が起きた時の反応”にも現れます。
”不運な出来事”に遭遇した時、ここぞとばかりに”ネガティブな反応”をしていませんか?不平不満や愚痴、泣き言や悪口をつい口にしてしまう、そんな反応をしているかもしれませんね。
それらは”普通の反応”です。皆さんの周りの多くの人も同じような反応をすることでしょう。それが悪いわけでもありませんし、ましてや犯罪でもありませので、まったくもって問題ありません。
でも、その”普通の反応”をするがゆえに、願望が叶わないのです。
ネガティブ思考の癖や習慣
僕たちの多くは”ネガティブ思考”が得意になるように育ちました。
その要因はいろいろありますが、多くの場合で、”自分の本心”を無視するような教育を受けてきたこともそのひとつ。世間体や礼儀、他人の機嫌や親の機嫌を優先されて、”自分の本心”は受け入れてもらえなかったのです。
いつしか自分の内面には反発心が生まれ、ネガティブな反応を繰り返すようになりました。大人になって自由を得た頃には、それが当たり前になっていました。
そんな思考の癖や習慣が、願望実現を阻んでいるのです。
ですから、一般的に引き寄せの法則では「ポジティブ思考」を勧めているのですね。
願望が叶った状態というのはポジティブな状況なはず。ポジティブ思考を続ければ、内面の状態もボジティブになり”願望が叶う”、というわけです。
ですが、それはちょっと注意が必要なんです。
「ポジティブ思考」だけでは、”不安定な内面状態”に陥りやすくなるのですから。
振り子の法則
僕たちの内面は「振り子の法則」に支配されています。
振り子というのは、右に振れれば次は必ず左に振れるようになっていて、常に揺れ動いています。必ず反対側に振り戻す力が働いて、全体のバランスを取っているのです。
つまり、一時的に”ポジティブ”になっても、次は”ネガティブ”側に振られる力が働きます。
「ポジティブ思考」が良いからといって、ポジティブにだけ意識を向けていても、いずれ振り戻しがありますから、ネガティブへと変化させる出来事が起こります。また、頑固にポジティブを維持しようとしてネガティブを無視してしまうと、本来の自分の気持ちを見失い苦しくなっていきます。
「ポジティブ思考」もひとつの選択ではありますが、偏ってしまうことで”内面”は大きく振り回され、不安定になってしまうのです。
…では、どうすればよいのでしょう?
願望実現に最適な”内面の状態”
それは「調和」です。
別の言い方をすれば「ニュートラル」な状態がベストなのです。
ポジティブな思いも、ネガティブな思いも、どちらにも良い悪いはありません。
ですが、僕たちはそれぞれに強い反応をしてしまいます。悪いことが起きれば酷く落ち込み、嬉しいことがあれば飛び上がって喜ぶのです。
それは、ブランコを漕ぐときのように、振り子の勢いをより増していることになります。そうなると「内面の状態」は、荒々しく不安定になり、願望を意識し続けることが難しくなるのです。
いままでしていた”普通の反応”は、ブランコを漕ぐ行為と同じでした。
ですから、今までとは違う「反応の仕方」や「物事の見方」が必要になってくるのです。
現在までに当ブログで紹介している実践法は、このことを意識しています。
以下にも、調和の方法を挙げてみますね。
調和法:反応を変える
例えば、散歩の途中で自転車と接触をして転び、擦り傷を作ってしまったとします。
普通の反応(ネガティブ反応)は、相手を責め、怪我の痛みを訴え、不運を嘆くでしょう。
ですが違う反応(ポジティブ反応)をすることも出来ます。
この程度ですんで良かった、相手に怪我がなくて良かった、この散歩道の危険性を知れた…なんて反応も出来るのです。その先には、相手の人と仲良くなったとか、家族にやさしくされた、疲労が溜まっていたので休むキッカケができた、なんてこともあるかもですね。
確かに不運な出来事ですが、それをネガティブだけで終わらさずにポジティブな見方をすることで、あなたの内面は調和がとれていきます。きっとその出来事は、すぐに気にならなくなるでしょう。
調和法:両極面をみる
物事にはネガティブな側面とポジティブな側面の両極面があります。
例えば、結婚をしたとします。
みんなに祝福され幸せな生活を送れますが(ポジティブ面)、個人の自由は少なくなります(ネガティブ面)。
例えば、会社をクビになったとします。
収入が無くなり職を失いましたが(ネガティブ面)、自分のために使える自由な時間を得ました(ポジティブ面)。
そんな風にして、起きた出来事の両極面を探してみましょう。
慣れてくると片側に強く反応することがなくなり”調和”がとれてきます。
下記の記事も参考にしてください。
これらは、トレーニングでもありゲームでもあります。
片方だけを見るのではなく、「その裏にはどんな側面があるだろう」と考える習慣を身につけてみましょう。
調和のとれた内面
内面の調和がとれてくると、気持ちが穏やかになってきます。
そして、ワクワク・喜び・安心・充実・幸福…といった良い気分に満たされていくのです。
これらはポジティブ面に思えますが、僕たちが生まれ持っている”ニュートラルな気分(=調和のとれた内面)”なんです。
興奮するようなポジティブさでもなく、重苦しいネガティブさでもありません。
温泉に浸かっているような、ジワ〜〜〜っと滲み出てくる穏やかな良い気分なんです。
内面”が調和されると、良い気分がジワ〜〜〜っと滲み出てくる
さて、ここまで少し理屈っぽく解説してしまいましたが、要するに「穏やかで気分の良い”内面の状態”」が引き寄せの法則を活かせる状態ということです。
ただし、あまり完璧に考える必要もありません。
ときには飛び上がるような喜びも、泣きたくなるような苦しみも人生には必要です。
「調和」といっても、聖人のような心にならなくてもOKなんです。
つまりは「1日の中で、良い気分の時間をどれだけ長く過ごせるか」が鍵になります。その日々の積み重ねで、あなたの内面は願望実現に適した状態へと変わっていくのです。
感情は指針となる
自分が今どんな状態にあるのか、それを知るには感情が指針となります。
以下に、感情の段階を記載しました。
目安程度で見てもらえれば良いので、参考にしてください。
- 愛・感謝・喜び
- ワクワク・幸せ感
- 満足感・希望
- 退屈・不快感
- 怒り・イライラ・批判
- 罪悪感・憂鬱・絶望
この中で、1〜3の感情で過ごすことができれば、だいぶ”調和のとれた内面”になっていることでしょう。
そして、4〜6の感情に支配されると調和が出来ないこともあるでしょう。そんな時は、問題エンカウントの記事で紹介したように、湧いてきた感情を感じきるなどの方法で感情のエネルギーを消化しましょう。
そして、”在り方”を変える
だいぶ長くなりましたが、もう少しだけ!
ここまで内面の状態を説明してきましたが、”内面の状態”は「願望実現への土壌」です。植物はよく耕して栄養のある土壌でこそ良く育ちます。土壌がしっかりしていれば、風で飛んできた何かの”種”でもスクスク育つのです。
そして、その”種”にあたるのが「在り方」なのです。
以下は、ベルボーイからホテル王にのし上がったヒルトンホテルの創業者『コンラッド・ヒルトン』の言葉です。
ベルボーイが成功してホテル王になったんじゃない。
コンラッド・ヒルトン
ホテル王が、ベルボーイから始めたんだ。
彼は、”ホテル王”という「在り方」を持ち続けた結果、ホテル王になりました。
そうなると決めて、そのように振る舞い、思いや考え方、話し方や動き方まで、ホテル王として働いた結果は、もはやホテル王になるしかありません。
恋人が欲しい人は「恋人がいる在り方」で、お金持ちになりたい人は「お金持ちの在り方」で、健康になりたい人は「健康な在り方」で、日常をそのように過ごしてみてください。
栄養たっぷりの土壌【内面】があれば、種【願望】はスクスクと育って実現していく
ワクワクした日々を!
さて、いかがでしたでしょうか?
当ブログでは、願望実現を目指すには、まず「引き寄せ体質(幸運体質)」になってしまうことが近道だと書いています。「引き寄せ体質」になるには「内面の状態」が「調和」していることが必要なんですね。
土壌がしっかりとした状態ならば、ふと思った考えなどが、あっという間に現実化してしまう経験をするでしょう。それが願望だと認識するまえに叶ったりするのです。
それほど「内面の状態」を「調和」させることは重要なのです。
アファメーションやイメージング、願望を紙に書く手法なども、土壌がしっかりしていることで活きてきます。なにか行動をするときでも、その結果が違ってきます。
ですので、まずは「内面の状態」を整えることを最優先して、様々なメソッドを実践してみてください。
- 引き寄せの法則は常に働いているので、今の現実は自分の内面の反映である
- 自分の”内面”を変えれば”現実”が変わる(願望実現する)
- 特に”「思考」と「感情」の反応”を変えることが重要
- ”内面”はポジティブ面とネガティブ面のバランスがとれた”調和”がベスト
- 調和がとれると良い気分になる
- ”良い気分でどれだけ長く過ごせるか”が鍵
- 「内面の状態」が”調和”された上で「在り方」を変えると実現する
日常での「思考の反応」は、一朝一夕で変えることは出来ません。
植えた種に毎日水をあげるように、コツコツと日々意識していくことが大切です。そのためには、ゲームを遊ぶような「気軽さや楽しさ」を取り入れることが役立ちます。
引き寄せRPGは、そんな観点からこれからも運営していきますね!
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