ポジティブ思考より「ニュートラル思考」のススメ!バランスを取ると現実が動き出す

ニュートラル思考のススメ

こんにちは!みろくです。

『ポジティブ思考』は引き寄せの法則の代名詞になっているほど有名な思考法。引き寄せは、思考や考えていることが現実に現れる法則と紹介されていますから、おのずと『ポジティブ思考』の良さはイメージできます。

ただ僕は「ポジティブ思考が本当に引き寄せに有効なのか」と、ずっと疑問に思っていました。自分の経験では、ネガティブ思考に気づいて手放していくことで、引き寄せ体験をすることが多かったからです。

ですので、自分の生活で検証してみました。その結果、「ポジティブ思考にかたよると内面が乱れる」と感じることが多く、引き寄せから遠ざかる体験が増えていったのです。

ここにきて結論が出たかな、と思いますので記事にしますね。

『ポジティブ思考』より「ニュートラル思考」を意識した方が良いですよ、ということをお伝えします。

目次

「ポジティブ思考」の落とし穴

「ポジティブ思考」とは、物事のポジティブ面(プラス面やメリット)に意識を向けて、前向きな気持ちになる思考法ですね。

例えばダイエット中の人が、ご飯が美味しくて”食べ過ぎ”てしまった時。「あ〜また太るかなぁ」と考えることは”ネガティブ思考”、「こんな美味しい食事ができて幸せ」と考えることが”ポジティブ思考”です。「太るというネガ思考」が湧いてきたら、それを打ち消して「幸せのポジ思考」を優先させます。

引き寄せの法則を活かすコツとして、「喜びや幸せ感を内面に満たしましょう」と当ブログでも書いています。「考えたことを引き寄せる」と伝わるこの法則的に「ポジティブ思考」はなんの問題もないように思えますが…。

ここに落とし穴がありますよ!

ポジティブ思考をしても「食べ過ぎてしまったことに罪悪感」を感じるならば、その思考の裏には「太りたくない」というネガティブな意識を抱えたままです。そして「太る現実」を引き寄せてしまいます。

罪悪感を感じるのには相応の理由があります。願望を叶えるためには、その裏にある理由や思いに気づいて手放すことが必要なのです。

「ポジティブ思考だけ」にこだわり続けたことにより、「願望を妨げているネガティブな思い込みに気づくチャンス」を逃していると言えます。

この「思い込み」が無くならないかぎり、願望実現は茨の道になるでしょう。

強引なポジティブ思考転換への副作用

「マイナスな思い」を抱えている時に「ポジティブ思考」を目指そうとすると、強引な意識の方向転換をすることになります。アルコールの力を借りて飲みすぎたり、買物で喜びを得るために浪費に走ったり、身体を壊すほどに仕事に没頭したりと、健康や生活を害する方向に行くこともあります。

それが上手く功を奏して「ポジティブ思考」になれたとしても、抱えていた「マイナスな思い」を潜在意識の奥深くに隠してしまうことにもなります。

隠したその思いが願望実現を妨げる要因なのに、次の気づきのチャンスはいつになるでしょうか。

振り戻しの作用

引き寄せの法則の本質という記事で「振り子の原理」として書いていますが、ポジティブ側に偏るとバランスを取ろうとする力が働いて、ネガティブ側へ振り戻しの作用が起こります。そうすると必然的にネガティブな出来事が起きたり、不安や心配な気持ちが湧き上がってくることも。

傍目にはポジティブ面ばかり目について幸せそうに暮らしている人も、見えないところで振り戻しによるネガティブ現象によって相当の苦労を抱えていたりするのです。

「アファメーション」や「引き寄せノート」もご用心

願望実現メソッドとして有名なアファメーションや引き寄せノートなども、ここまでの観点から言えば、少し用心しながら活用すると良さそうです。

ポジティブな点に焦点を当ててたアファメーションをしてる場合、自分の内面でどこか嘘っぽさを感じたり、苦しくなったりするならば、その裏側にマイナス面を抱えているはずです。

後述しますが、マイナスな思いを認めてあげるとスッと内面が楽になるでしょう。

これらのメソッドがしっくりこないなら、勇気をもって一旦止めてみると大きく前進することもありますよ。

「ポジティブ思考」は、内面反応のひとつ

「ポジティブ思考」が悪いわけではありません。「ネガティブ思考の癖」を強く持っているならば、それを改善するために、反対要素のポジティブ思考はとても役立ちます。

そもそも「ポジティブ思考」とは、内面から沸き起こってくる自然な心理的反応のひとつ。同じように「ネガティブ思考」も自然な反応です。生理現象のようなもの。オシッコを我慢してたら体調がおかしくなるように、自然な反応である両極面の「思考」を我慢してれば、苦しくなるのも当然で、願望実現も遠のきます。

これらは「良い悪い」の基準で判断するようなものではなく、次で紹介する「ニュートラル」な捉え方をすると楽になってきますよ。

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