恐れを手放すワーク
昨今は不安定な社会になりましたので、いろいろな「恐れ(不安)」を感じているのではないでしょうか。
それらを手放す強力なワークを3つご紹介します。
基本は【書き出しワーク】だとお考えください。書き出しを行った上で状況に応じて他のワークを取り入れてみましょう。
一度のワークでスッキリする場合もあれば、手放せたかどうか分からない場合もあります。無理する必要はありませんので、マイペースに何度も何度も行ってみてください。
【書き出しワーク】
- 捨ててもよい紙を数十枚(ノートや裏紙など)
- 筆記用具
- お水(たくさん飲めるように)
あとは1人になれる静かな場所でワークを行います。スマホやテレビなど集中をそがれるものは電源をオフにしておきましょう。覚悟をもって挑むほどに効果が現れますので、集中できる環境を整えてワークしてください。
1回のワークで数時間をかけるつもりで挑むとベスト。ワーク後はとても疲れますので、お休みの日など、1日ゆっくりできる日に行うとよいでしょう。
今自覚している「恐れ」の項目を紙に書き出します。
例)「コロナに感染するのが怖い」「仕事がなくなるのが怖い」
STEP1の項目で今感じている感情を思いっきり書き出します。ペンの進むままに自由な言葉で書きなぐってください。もう出ててこなくなるまで出し切りましょう。紙は何枚つかってもOKです。
例)「怖い怖い怖い…」「嫌だ嫌だ…」「○○のせいだ!」「自分は悪くない!」など
ここをどれだけ集中して書き出せるかで効果も変わってきます。数時間かけて挑むつもりで、自分の深淵に潜む恐れの感情を見つけ出してください。
STEP2である程度スッキリしてきたら「恐れ」の感情は弱まっています。その状態で、恐れを感じた出来事に対し、感謝できるポジティブな面を見つけ書き出します。
例)「家族の絆が深まった」「仕事の熱意を取り戻した」
書き出した「かつて恐れだった思い(を書き出した紙)」を、感謝の気持ちとともにゴミ箱へ捨てましょう。
「もう必要ありません。今までありがとうございます。」というような思いや言葉で手放せると良いですね。
新しい紙を用意します。「恐れ」の経験をもとに、これらかの展望を書き出しましょう。どんなことでもOKです。ネガティブな恐れの経験を、ポジティブに塗り替えます。
例)「運動不足で免疫力が下がってたかも。運動しよう!」「ずっと転職を考えていたのでこのチャンスに挑戦する!」
この紙は、捨ててもOK、取っておいてもOKです。
お疲れ様でした。ワーク後はゆっくりと休んでください。寝てしまっても良いですよ。
前述しましたが、一度のワークでスッキリすることは稀です。ほとんどの場合で、時間(日にち)を空けながら複数回の実践が必要でしょう。中には数年単位で向き合う必要も。あなた自身の準備によって効果はマチマチですので、焦らずマイペースに行ってください。
下記の記事でも「書き出す」について紹介しています。参考にしてください。
【恐れを感じきるワーク】
恐れに限らず、負の感情を手放すことができる「感じきる」ワークです。感情浄化の奥義といえる方法です。
「恐れ」の感情エネルギーを、ありのままにただ感じきる
- 一人になれる静かな場所で行います
- 目をつむり、深呼吸をしましょう
- 意識を胸の中心に合わせて、溢れ出る「恐れ」をただただ感じます
- 恐れの感情が心から消えるまで続けます
内面に湧き出してきた「恐れ」の感情は、どこか息苦しく胸の中で力を奪っていくような感覚でしょう。その感覚を「ただ感じ」続けます。
この「感じきる」行為を言葉を変えて表すと、「味わう」「一緒にいる」「同化する」です。また、感情を感じる感覚が分からない場合は、身体の感覚(息苦しさや胸の痛みなど)を同様に感じることでもOKです。
感情を頭で分析したり、原因を探したり、言い訳したりせずに、「ただ感じ」ます。野菜を生のまま調味料なしで食べるように、食材の甘みを味わうように「ありのままを感じ」ます。
この方法は普段から瞑想のような自分に意識を向ける行為に慣れていないと難しいかもしれませんが、負の感情を消し去る方法としてどんな場面でも効果的ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
前述の【書き出しワーク】の中の「感情を紙に書き出す」の代わりに、この「感じきる」を行ってもOKです。文字にするのが難しいときに取り入れてみてください。
【ホ・オポノポノ】
当ブログではあちこちの記事でオススメしている潜在意識クリーニング法『ホ・オポノポノ』です。
- ごめんね
- 許してね
- 愛してるよ
- ありがとうございます
上記の4つの言葉を、自分の内面(潜在意識)に向かって繰り返し繰り返し唱えるだけの簡単な方法です。
はっきりとした「恐れ」の感情がない場合や、強い感情に振り回されて他のワークが難しい場合などに試してください。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
うまく出来ない時は…
紹介した3つのワークがうまく出来ない時、またはやってみたものの効果が実感できない時は、下記のこともプラスしてみてください。
断捨離
断捨離とは、自分の部屋にある不要なものを捨てる行為です。例えば、もう弾かなくなったギターとか、昔の恋人から貰って捨てられないものなどを捨てるのが断捨離です。
「部屋は心の現れ」と言います。物理的に部屋の中の不要物を断捨離することで、心の不要物を取り除けます。同時に掃除を行いましょう。
あなたの内面に固く居座ってしまった「恐れ」を、物理面から柔らかくして手放し易くする効果があります。断捨離だけで「恐れ」を手放せる可能性もあるでしょう。
すべてを明け渡す
心の中で「もう煮るなり焼くなり好きにして!」と、自分のすべてを明け渡すような意識を持ってみてください。
スピリチュアル的な視点になりますが、今の時代は宇宙からヒーリングエネルギーが大量に降り注いでいます。あなたがそれをオープンに受け入れれば、勝手に浄化が進むこともあるでしょう。
「手放す」とは、ギュッと握りしめた手の力を緩めてパッと開く行為です。あなたが握りしめている手は、あなた以外に開くことはできません。
その力を緩めて「すべてを明け渡す」意識を持てれば、目に見えない助けを得やすくなりますよ。
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