こんにちは!みろくです!
引き寄せの法則を調べていると、「何もしない」「努力しない」「放っておく」といったキーワードが出てきますが、これらのにピンっ!と引っかかる心理状態があります。
それは、やる気が出ない・モチベーションが湧かない・うつな状態・エネルギー不足といった「無気力」状態の時です。
そんな時に、「何もしない・努力しないことが引き寄せを起こす秘訣です」と語りかけられれば、まさに自分にピッタリの情報だと思い、引き寄せの法則にハマっていく方も多いのではないでしょうか。
ですが、無気力な状態で引き寄せを起こす(願望を実現する)ことは、不可能に近いのではないかと思っています。どんな物事にせよ、それを発現させるには必ず相応のエネルギーが必要になるからです。
それを打開する考え方と方法をご紹介しますね。
引き寄せにはエネルギーが必要
引き寄せの法則は、そのエネルギーの働かせ方を
自分のエネルギー
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引き寄せのエネルギー
▼
願望実現
という風に作用させているように思えます。
直接的に自分から願望に働きかけるというよりも、自分から発した小さなエネルギーを、自分の外(このブログではRPG運営と呼んでいます)で少しずつ大きくなっていくことで、願望実現を起こすだけのエネルギーが生まれるのです。
引き寄せの法則で「何もしない」という表現は、執着を手放すことを指しています。
どんなことでも、最初の一歩は必要です。自転車で走り始めは力を込めて漕ぐ必要がありますが、スピードに乗ったら慣性の法則で自動的に進み続けるようなもの。
ですので、やっぱりある程度の気力(エネルギー)は必要なんです。
むしろ気力に溢れている人ほど、難なく多くの引き寄せを起こしているのです。
無気力が極まっていても押せる「やる気」スイッチ
無気力と一言でいっても、様々な状態やレベルがあると思いますが、この記事では、気力が最低レベルに近い状態でも押せる「やる気スイッチ」をご紹介したいと思います!
RPGでも画面をただ見つめているだけでは何も起こりません。冒険に出て、街を歩き、バトルをすることで、次の展開が開けてくるのです。
引き寄せの第一歩は、無気力からの脱出です!
まず”無気力”を認める
無気力を自分で認めよう
あなたが無気力であることで、家族や友人、世間から様々な受け入れがたい意見が出ているかもしれません。そして、そうなることを恐れて、自分自身で無気力から目を背けていることもあるでしょう。
ですが、他人の意見はひとまず脇に置いておいて、あなた自身は「自分は無気力である」ことを、良し悪しに関係なく認めてしまいましょう。
「無気力で良い」むしろ「無気力が良い」と思ってください。
あなたの内面は、あなたが否定しない限り、どんな解釈でも受け入れられます。
いずれあなたの内面が整ってくると、無気力であった過去を感謝できるようになりますよ!恐れずに無気力を受け入れてください。
やる気スイッチ「出す」
本題である無気力から脱却する方法です。
「出す」を意識する
気力とは、心理的なエネルギーです。
エネルギーとは、往復する運動のことです。
「波動」という言葉が良く使われますが、波のように上下している状態そのものが「エネルギー」なのです。
一番分かりやすいのが「呼吸」ですね。
「吸って⇒吐いて⇒また吸って」の繰り返しで生命エネルギーを維持しています。
これを、心理的な状態や日常の行為に置き換えると、「出して ⇒ 受け取る」という繰り返しがエネルギーということです。これが活発になることで、気力(やる気)が湧いてきます。
ところが多くの場合で、「出す」より「受け取る」の方に意識が向いてしまいがちです。
特に”不安な心理状態”が続くと、その不安を埋めようとして「受け取る」ばかりに意識が向いていきます。その延長に、無気力な状態があるのです。
「出す⇒受け取る」のバランスが崩れているので、不足している「出す」を意識することで自然とバランスが取れてきます。その結果、気力が湧いてくるのです。
「出す」は難しく考える必要はありません。
あなたが当たり前のようにしている日常生活の中で、「出す」に意識を向けるだけで良いのです。
やる気スイッチ=「出す」行為
以下にいくつか、実践例をあげていきます。取り組みやすいものを選んで行ってみてください。
1)呼吸の「吐く」を意識する
無気力が極まって布団から出れない状態であっても出来る方法です。
あなたの呼吸の「吐く」だけを意識してください。
自然と呼吸をしている中で「吐く」だけに意識を向けましょう。
上手く意識を向けられない時は、「吐く」をカウントしてみてください。1,2、3、4…と秒数を数えるよう吐いている時間をカウントしましょう。
ちなみに、こういった呼吸法はネット上でもいろいろと紹介されていて、その中には「○秒吐いて○秒吸う」というものもあります。ですが、ここでは秒数は何秒でもOKです。意識を「吐く」に向ける意図としてのカウントです。
この方法は、不安や焦燥感、恐れなどのネガティブな感情に囚われているときの解消法としても非常に有効ですよ。
2)声を「出す」を意識する
声を出せる環境ならば、その呼吸に声をのせてみましょう。
誰にも聞こえないような声量でいいので、「あーーー」と声を出してみましょう。
声の長さも気にしないで、「あー、あ、あーー、あぁー」と、無理のない範囲でただ声を出します。
声出している時に、喉が震えているのが分かりますでしょうか。人によっては、頭全体、体全体が震えていることも感じるかもしません。
それはまさに、振動しているということ。エネルギーが生み出されていますよ。
その振動にも意識を向けてみてください。
ということは「カラオケ」は、とても良いエネルギー活性法ということですね!
なにもカラオケボックスに行く必要はありません。鼻歌でもいいんです!下手でもいいんです!声を「出して」歌ってみましょう!
3)思いの丈を紙に「書き出す」
さて、少しレベルアップした方法です。
あなたの内面に浮かんできたありとあらゆる思いを「紙に書き出す」をしましょう!
恨み辛み、不安や恐れ、妬み、もやもやとした感情といったネガティブな思い、さらに感謝、喜び、嬉しい、楽しいといったポジティブな思いまで、なんでもいいので紙に書き出します。
これは、記録やメモではないので、書いた紙はゴミに「出し」ます。
ですので思う存分と、遠慮なく紙に書き出してください。
もし言葉にできない思いがあるのでしたら、ただボールペンのインクを紙に「出す」だけでもOKです。ぐちゃぐちゃと線を描くだけでもいいんです。
この「紙に書き出す」はどんな人にも(気力ある人にも)オススメできる手法ですよ。僕は、仕事で出来た不要な紙を裏紙として使って(エコ!)、毎日なにかしら書き出しています。
これをするとしないとでは、その日の気力に違いが出てくるんです(特に”目の前にある感謝”を書き出すことは毎日欠かしません)。
4)その他もろもろ「出す」を意識する
他にも「出す」を意識できる日常的な行動はたくさんあります。
- お金を出す
- ゴミを出す
- 家族や友人に顔を出す
- 気持ちを外に出す
- 報告をする(TwitterやブログもOK)
- 手紙やメールを出す
- 部屋の窓を空けて空気を外に出す
- おしっこ・うんこを出す
- 不要品をゴミに出す(プレゼントや売却でもOK)
- 仕舞いっぱなしの何かを出す(着ていない服など)
- 借りていたモノを返す
- やりたくても我慢していたことをやる
- 先延ばしにしていたことをやる
などなど
これは、気力の「詰まり」を解消することが目的です。
人間は本来、気力が自然と湧いてくる生物なんです。無気力になるということは、気力が湧いてくる泉のパイプにゴミが詰まっている状態。
小さいことで良いのです。そこに風穴を開けてしまえば、じわじわと気力が戻ってくるのです。
一番簡単で効果的なモチベーションアップ法「出す」
いかがでしたか?
僕の知る中で(体験した中で)、一番簡単で効果的な方法が「出す」を意識することです。
日常生活の中で、出せるものをどんどん「出し」ましょう
本当に無気力で困っている方に向けた内容になっていますが、「無気力ということでもないけど充実もしてないな…」といった方にもオススメですよ!
この他には、部屋の「掃除」もオススメ!
掃除も「出す」のひとつです。
引き寄せの法則は「楽しんで」いることが重要な要素です。「楽しい」と感じるためにも気力は必要なんです。
無理をする必要はありませんので、少しずつ「出す」を意識してみてください。
効果は絶大です。
その次のステップとして…
引き寄せRPGで伝える引き寄せの基礎「HP/波動ポイント」と「MP/満足ポイント」を意識してみてください。特に、気力や活力を生み出す軽い運動を「HP/波動ポイント」では推奨しています。簡単にできるものばかりですよ。
(以下追記:2018年5月20日)
先日の記事で、とあるTEDスピーチ(世界的講演会)をご紹介しました。
ポジティブなボディランゲージを1日2分間とり続けるだけで自分が変わる、なんてことを教えてくれています。
これもまた、とっても簡単で効果的なモチベーションアップ法かと思いますのでご紹介しておきますね。
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