「波動を高める」とは、心のチューニングを泥臭く何度も繰り返すこと

「波動を高める」とは

こんにちは!みろくです。

引き寄せの法則で願望を実現するためには、「波動を高める」ことが推奨されています。波動が高いとは、明るい気分とか楽しいとか、ポジティブな内面状態を示していますね。

当たり前のように「波動」という言葉で説明されがちですが、僕たちの内面(心)は電波のような「波」の状態にあり、それを「波動」と呼称しています。「心が揺れ動く」という表現があるように、振幅する動きが心にはありますよね。

波には性質があり、干渉や同調を起こします。嫌なニュースを見てそれまで明るかった気持ちが暗くなってしまう現象は、自分以外の「ネガティブな波」から「干渉」を受けて自分の波動が変化したということです。

この「波」について、以前記事にしていますので、参考にしてください。

さて、「波動を高める(つまりポジティブな内面状態になる)」というのは言うほど簡単なことではないと感じませんか?ましてや、それを維持し続けるのは至難の技です。それには理由があります。

  • 波は影響を受けやすい
  • 人間はホメオスタシス(恒常性)や癖を持っている
  • 出力が弱いとノイズが生じやすい など

これらのことで、あなたの内面(波動)は刻一刻と変化し揺れ動いているのです。しかし逆に言えば、この要素を踏まえた上で対処すれば、波動を高め続ける道が拓けます。

それには、「混線を利用する」「性質を知る」「強気を保つ」、そんなところを意識してみて欲しいので説明していきますね。あなたが思っているよりも、かなり大変で、泥臭い作業が必要なんですよ。

目次

自分の周波数(内面状態)を受信するラジオ

電波といえば「ラジオ」ですので、この記事では「ラジオ」に例えて解説していきます。

ラジオのチューニングダイヤルを回して周波数を変えると、聞けるラジオ局が変わります。聞きたい番組を変えるには、周波数を変える必要があるわけです。

このラジオから発せられる周波数が、つまりは「あなたの波動」です。現実を変えたいならば、あなたから発せられる周波数(内面状態)を変えなければなりません。

その周波数を大きく分類すると、低波動(ネガティブ)と高波動(ポジティブ)です。願望実現はポジティブ側にあるので、「波動を高める」というアドバイスが有効なわけです。

緑色の文字で示したような「幸福感」「安心」「喜び」の周波数(内面状態)にすると、「波動を高める」ことになり願望が実現の道が拓けるのです。

ここまでのことはイメージがしやすいでしょう。しかし、それが分かっていても、高めた周波数が自然と下がってしまう人が多いはずです。

ですが、以下のことを気にかけることで、対処がしやすくなりますよ。

3つの性質に対処しよう

「波動を高める」ために、冒頭に書いたような3つの性質が立ちはだかってきます。知ってしまえば、経験豊富な皆さんにとって当たり前のこと。そこをピンポイントで対処していけば必ず波動は高まっていきます。

1)混線したらチューニングし直す

最近は技術の発展もあってか「電話」が混線することも珍しくなりましたが、僕が子供の頃は通話中に謎の声が聞こえることがたまにありました(笑)これは電波の干渉で別の人の通話が「混線」したのです。ラジオならば、トラック無線が混線することは今も結構あるのではないでしょうか。

現実の出来事でも、「自分の周波数」以外の電波が紛れ込んでくることが日常的によくあります。

自分の周波数とは別の、ネガティブな出来事・悪いニュース・映画やマンガなどの影響を受けて(混線して)、そちら側に引っ張られることは日常茶飯事です。

この性質は、一度波動を高めたらOK!ではないことを示しています。何度も何度も、高波動側にチューニングをし直す必要があるのです(ここが大切です!)。

とても面倒くさそうなことですが、これはもうそういう性質なんだと諦めて、何度も何度も、毎日歯を磨くように日常的にチューニングをし直しをしていきましょう。

高波動の環境に身を置くポジティブ混線

この性質は悪いことばかりではありません。ネガティブ混線があれば、もちろんポジティブ混線もあります!それを利用すれば、いとも簡単にポジティブ側にチューニングすることが出来ます。

リラックスできる自然に出向いたり、自分を高めてくれる人に近づいたり、気分を上げてくれる映画や音楽を積極的に視聴したり、外側の高波動と縁を持つようにすれば、自動的に自分の周波数が上がってきます。

「成功したければ、成功した人と一緒にいることが近道」なんて話を聞いたことありませんか?自ら積極的に「混線」されるように行動してみてください。これが一番簡単な引き寄せ法だと思います。

ネガにもポジにも混線は起きますから、その都度自分がどちらの周波数に影響を受けたのか確認して、その混線を利用することが秘訣になります。

どんな出来事に遭遇しても、自分がどう感じて、どの周波数に変わったのか確認するように常に意識してください。

2)現状維持の性質を知ってチューニングし直す

生物学などの分野に「ホメオスタシス」という言葉があります。これは「一定の状態に保ち続けようとする傾向」を指す言葉です。つまり人間には「変化を嫌う性質」があるのです。

当ブログではコンフォートゾーンとして記事にしていますが、あなたの今の周波数は、波動の高低は別にして、とても落ち着くはずです。低波動であったとしても、危険や不安を感じない慣れ親しんだ周波数なので安心感があります。一時的に高波動になれたとしても、無意識のうちに元の周波数に戻ってしまう性質がホメオスタシスです。

失恋したときに失恋ソングが心地よいように、自分と同じ不幸体験をした人に好意を抱くように、そこが自分のテリトリーだと潜在意識では認識されて安心できる領域なので、元に戻ってしまうのです。

これは、意思が弱いとか気合が足りないという精神論ではどうすることもできない人間の性質です。

ラジオのチューニングダイヤルが壊れてしまったかのように、自動的に低波動にチューニングしてしまいます。

この性質を知ることで、頻繁にチューニングをし直す必要があることが分かります。元に戻る性質には抗えませんので、根気よく何度も何度も、高波動の状態へと自分の内面を誘導しましょう。

大きな変化ではなく、小さな変化を与え続けて潜在意識を高波動に慣らすのです。

今の状態からポジティブな感情を見つけ出す

具体的には、今この瞬間の環境や状況からポジティブ面に意識を合わせる習慣を身につけると良いでしょう。

例えば、雨が降っている中で外出しなくてはならない時、傘をさしたり濡れることを嘆くのではなく、景色の変化を楽しんだり、湿気で肌が潤うことを喜んだり、ポジティブ面に意識を向けるようにしてみましょう。どんなネガティブな状況でも必ずポジティブ面が備わっています。あなたの捉え方次第です。

このような発見を日常で繰り返すこと手法を、当ブログでは宝箱探しとか経験値とか、そこかしこで紹介しています。とってもとっても大事なことなのです。

3)強気の姿勢でダイヤルを固定する

人間は壊れたラジオのように勝手にチューニングが変わってしまうと前述しました。これは言い方を変えると「自分軸がブレる」ということです。「自分軸」も最近よく聞かれる言葉ですが、「他の意見や顔色に振り回されず、自分らしくありのままに生きる姿勢」のことです。

これの対処法は、泥臭いように思えるかもしれませんが、「強気の姿勢」が有効です。

電波は、出力が弱いと遠くに届けることができません。また、ノイズが発生したり混線しやすくなります。つまりチューニングが変わりやすくなってしまうのです。

そこで「強気の姿勢」を保つことが、高波動を維持する効果になります。「強気」とは選択です。「強気でいる!」と決めてしまえば強気になれます。

根性論のような方法ですが、フワフワした実践法より意外と実行しやすいのではないでしょうか。

心理学や自己啓発的には、自己肯定感や自己表現を高めることが自分軸がしっかり持てる秘訣と語られますが、ここではそれらは脇に置いといて、ただただ「強気で生きる」と決めてしまうことをオススメします。

決めたすぐあとに弱気になって「やっぱりブレブレな私…」となってもOKです。また改めて「強気」を選び直せばよいのです。

波動のパワーを高めると受信する現実もクリアになってきます。波動の高い良い出来事が舞い込んできます。前述した2つと同じように、頻繁に自分のパワー(強気)をチェックして、弱っているようなら選択し直しをしましょう。

チューニングの頻度を上げよう!

まとめますと、「波動を高めるには、自分チューニングの頻度を増やすこと」というタイトル通りの内容になります。

この”頻度”は、みなさんがイメージしているよりも、もっとたくさんの回数が必要なのです。極論を言ってしまえば、毎瞬毎瞬チューニングをし直すくらいの頻度です。

もちろんそれは現実的ではありませんが、それでも一日のうちに何度もチューニングをし直す意識を持つことが大切。特に誰かとお喋りに興じていたり、スマホをいじっていたり、テレビに夢中になっている時間には、チューニングが難しくなります。

人は、無意識に低波動へチューニングしてしまう癖を持っています。それを打破することが「波動を高める」ということです。

ひとりの落ち着いた時間の中で、しっかりと自分を見つめる行為が大切です。前述の3つのポイントを意識しながら、自分の内面がどの周波数に位置しているのか確認して、今いる位置から高波動へチューニングをし直しましょう。

POINT

頻繁に自分へ意識を向けて、望む周波数を選び直す

この記事でお伝えしたすべては「選択」の問題です。チューニングとは「選択をし直す」と言い換えられます。

僕たちはどんな環境や状況にあっても「選ぶ」ことができます。あなたが望んだ周波数を選べば、そのようになることが引き寄せの法則なんです。この選択ゲームこそが、人生なのかもしれません。

「波動を高める」とは

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